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5月16日(水) お誕生会 17:30 やる気茶屋
東久留米稲門会第18回定時総会の開催 平成24年4月15日(日)、成美教育文化会館で橘優治幹事の司会で開催された。 第一部は文化講演会で、女流講談師の神田香織氏による「花も嵐も、講釈師が語ります」というタイトルでの講演があった。 第二部は定時総会で、早稲田大学から河口俊二地域担当副部長、馬場一彦東久留米市長、及び近隣稲門会、東久留米三田会からの出席者を含め76名が出席した。定時総会では来賓ご紹介、会長挨拶、議長選出の後議事に入り平成23年度事業報告、決算報告、会計監査報告、並びに平成24年度事業計画、収支計画が全会一致で承認された。また、片岡洋幹事より稲門祭記念品販売の協力依頼が、高橋哲男事務局次長より奨学金募金の協力依頼があった。最後に馬場一彦東久留米市長と河口俊二早稲田大学地域担当副部長の来賓祝辞があり定時総会は閉会した。 第三部は懇親会で、司会は渡辺真司幹事に交替した。東久留米三田会の野崎陽一会長、及び清瀬稲門会の宮坂明男会長の来賓祝辞があった。懇親会は和やかな雰囲気の中で進み、おおいに交流を深めることが出来た。最後に大島勝典幹事のハーモニカのリードで「若き血」、「紺碧の空」「早稲田大学校歌」を合唱して閉会した。 (井坂 宏記)
(出席者)○早稲田大学 河口俊二、○東久留米三田会 野崎陽一、島崎 孝、佐藤柳次郎、○東久留米市 馬場一彦市長、○清瀬稲門会 宮坂明男、内田貞司 ○小平稲門会 山口 勝、峰岸敏雄 ○西東京稲門会 倉島 彰、安田光男 ○東村山稲門会 當間昭治 ○藍原昌義、安宅武一、安次峰暁、鮎貝盛和、安藤信雄、井坂 宏、石寺美弥子、市川英雄、伊東 毅上田芳裕、上原徹也、栄田卓弘、榎本隆司、榎本幸子、大島勝典、太田晴之助、岡田 潔、片岡 洋 苅草正守、川上f一、川俣栄一、河村洋子、神田尚計、吉川明美、久家政裕、呉 淳久、國米家巳三 小牧完次、後藤秀作、佐藤一郎、佐藤雄二、三田 三、島田好多、清水正弘、白石春雄、大工原善夫 高井章夫、高橋哲男、高橋 勤、高蜊N夫、竹山信保、橘 優治、塚越 崇、中島 宏、長谷山勝美、比護喜一郎、菱山房子、平井 功、平子敏夫、平山正徑、船津高志、別処尚志、帆角信美、本間信一、松崎 博、松本弘也、宮井 威、武藤 豊、村野建彦、森田 隆、森本博文、山口謙二、渡辺真司
○総会懇親会収支報告 収入197,000円(会費及び祝い金) 支出202,455円(会場費14,000円、ケイタリング100,000円、寿司45,000円、飲料28,825円、配膳他14,630円)差し引き▲5,455円は会一般会計より補てん ○平成23年度決算書及び平成24年度収支計画が総会にて承認されました。
5月のお誕生会は16日(水)17:30〜「やる気茶屋」で行います。5月生れの方は大矢真弘、菊池伸明、辰巳徳蔵、三田三、高柳康夫、鈴木賢太郎、藤田貞夫、伊藤厚、米光慶二郎、佐藤百合子の皆さんです。 6月のお誕生会は20日(水)17:30〜「やる気茶屋」で行います。6月生れの方は本間信一、川俣栄一、小牧完次、鈴木昇、比護喜一郎、酒巻俊雄の皆さんです。 第39回ウォーキングを楽しむ集い
川慶喜屋敷跡」の石碑があった。この辺りは明治30年から約4年、江戸幕府最後の将軍徳川慶喜が屋敷を構えたところだ。当時周辺の住民から"ケイキさんの梅屋敷"と呼ばれて親しまれていたが、ケイキさんは屋敷近くに鉄道(今の山手線)が通るのを嫌って文京区小日向に転居した。今は騒音だらけの街も、当時は田畑に囲まれた閑静な土地だったようだ。駅近くの線路沿いに「染井吉野」の碑があった。桜で有名なソメイヨシノがここ江戸染井村で発祥したのを記念して造られた碑だが、碑の上に垂れ下がるソメイヨシノの枝の蕾はまだ開く気配を見せていなかった。住宅街の道をくねくねと歩いて「東福寺」に出た。かつてこの地は牧場が多く、寺の門前には伝染病で死んだ乳牛を供養する「疫牛供養塔」があった。丸の内線新大塚駅の脇を通って西洋風な佇まいを持つ「大塚公園」に出た。さらに住宅街の小径を歩いて「吹上稲荷神社」を訪ねた。この辺りに住んでいたことのある菱山さんが親しみを込めて「吹上さん」と呼んでいた。この神社は今でも周辺住民の鎮守様のようだ。正午近くに「護国寺」に着いた。大きなケヤキを囲むベンチに座って昼食をとった。オオカンザクラらしい桜が咲いていた。「護国寺」は1681年、徳川綱吉が母、桂昌院の願いを受けて建立したもので、建立当時の姿が今でも残されている。境内には明治の元勲、三条実美、山縣有朋、大隈重信、山田顕義らの墓がずらりと並んでいたが、大隈重信の墓が一番きれいに整備されていた。再び住宅街の道を右に左に辿って「天祖神社」に出た。境内には巨大なイチョウの木が2つあり、周辺の住民からは神木として敬われていた。都電荒川線に出てちんちん電車が通るのを見てから、蒸気機関車が展示してある「大塚公園」に出た。そこから一気にサンシャインシティに出て、池袋中央公園で巣鴨プリズン跡地に立つ記念碑を巡り、最後に若者で賑わうサンシャイン通りを通って池袋駅に出た。午後2時頃だった。それから有志10人で東武百貨店13階のレストラン街に出向き、下見の時に予約したそば屋"たつみ"で恒例の打ち上げを行い、2時間ほど飲んで食べて大いに語り合った。 (帆角信美記) グルメ部会
グルメ会は23回になるというのに、参加したのは初めてだった。一寸手違いがあって、会場到着が遅れたが、夏目坂の天麩羅「高七」ののれんをくぐると、狭い25人も入ると一杯になるような小さな店。既に先着11名で宴は始まっていた。料理を待つこと一時間ようやく料理が運ばれてきた。その間酒がどんどんすすみ、一同はできあがり、この待ち時間を楽しんでいるようであった。創業明治17年の三代目になる亭 主はヒマワリの種油で最初が沢ガニと蓮根を揚げ、こぶとりの奥さんがそれぞれの容器に盛っていく。沢山の天麩羅が出たが、中でもづけまぐろの揚げたのが旨かった。刺身で食するのとは違った味がして。そのほか脱皮したばかりの車エビ、小鮎など珍しいものなど十数種に及び食膳を楽しませる。一同13人すっかり満足、かつ腹を満たしてごちそうさま。帰りは新入学生で賑わう早稲田を抜け、満開の桜の水稲荷に詣で、甘泉園で別れとなった。 (中島宏記) 映画鑑賞会 「静かなる男」 6月7日(木)午後2時〜 於:成美教育文化会館 今回は当映画鑑賞で今まで取りあげなかったキャラクターの作品を選びました。アカデミー監督賞4回の記録をもつ名匠ジョン・フォードと人気スター、ジョン・ウェイン&モーリン・オハラ主演の作品です。J・フォードと云えば西部劇のイメージが強いのですが監督賞をとった4作品とも西部劇にあらずこの映画は4回目の受賞作です。 アメリカでのボクサー生活に疲れたショーン(J・ウェイン)は故郷のアイルランドに帰る。そこで出会った娘メアリー(M・オハラ)と恋仲になるが、彼女の兄(V・マクラグレン)と対立する。豪快な殴り合いが村人全部の見物人を引き連れながら野を越え延々と続けられる良き時代の男の友情、牧歌的な美しい村の風景・・・ビクター・ヤングの音楽が印象的。フォードの故郷アイルランドを舞台に懐かしみながら男の美学を結実させた名作。 上映時間129分 1952年 アカデミー監督賞、同撮影賞 1953年 キネマ旬報・外国部門 ベストテン第6位 (米光慶二郎記) 俳句部会 平成24年3月18日(日) 第141回句会 於:東久留米市男女平等センター 兼題: 春雨(春の雨)、「踏青(青き踏む)」、当季自由句 高得点句
平成24年4月14日(日) 第142回句会 於: 市立中央図書館 兼題: 「春昼」、「蝶(胡蝶,蝶々」、当季自由句 高得点句
囲碁部会 囲碁部会の運営について 部会の活性化を図って本年度より次の2賞設定いたしました。(イ)年間最多対局賞:一年間に最も多く対局した人を表彰します。(ロ)年間最高勝率賞:一年間の対局で最も勝率の良かった人を表彰します。但し年間対局数を12局以上とします。 早慶囲碁どんぐり会交流戦を発足 慶大で囲碁級位者のみの「どんぐり会」戦を行っていましたが、本年から早慶交流戦として発足し、2月19日に第一回棋戦が行われました。今後も継続する予定です。 中国清華大・早稲田大囲碁交流について 3月28日に大隈会館において清華大・早大教職員囲碁交流戦が行われました。清華大囲碁師範の汪洋プロ(中国棋院五段)も同行来日し、OBに対する指導を行いました。東久留米稲門会から苅草九段が参加しました。 第12回オール早稲田囲碁祭開催の件 本年度のオール早稲田囲碁祭は団体戦(A〜Fクラス)プラス個人戦(級位者)で6月2日(土)に開催されます。東久留米稲門会も鋭意参加する予定です。 (苅草正守記) 〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜 ビルマの思い出 小仁井 勝秀(39法) 最近、ミャンマー(旧国名ビルマ)のニュースをよく見かける。民主化の旗手であるアウンサンスーチーさんが、軍事政権による長年の自宅軟禁にも屈せず、先の国会補欠選挙で圧勝したとのこと、多くの国民が希望を託しているだろう。 ビルマの中央部にイラワジ川という大河が流れている。川幅は雨季には15kmになる瀬戸内海のような大河である。この川の上流500kmのところにある、田舎の村に社用で出かけたときのことである。私が未だ30代、40年ほど前のことであった。発電所の建設現場の宿舎を利用した時のこと、朝早く「チーチー」という小鳥の鳴き声のような音に目が覚めた。静かで清々しい朝である。どんな小鳥が居るのだろうと宿舎の周りを探してみたが見当たらない。宿のお手伝いさん(15〜6才の可愛い娘さん)に聞いてみると、それは部屋の天井にいるヤモリの鳴く声だとのこと。教えられたとおり良く見ると天井に張り付くように2〜3匹、赤茶色した10cmほどの鳴き声の主がいた。最初は気持ち悪く寝つきにくかったが段々慣れて来るうちにペットのように可愛くなり、いつの間にか目覚まし時計代わりになっていた。数日して所用があり汽車に乗るため最寄りの駅でのこと定刻になっても一向にやって来ない汽車にイライラしていたところ、ふと見ると線路を枕代わりにして昼寝している人達がいることに気が付いた。危ないなあと心配しているとやがて定刻より30分も遅れてトロッコまがいの汽車がガタゴトガタゴトとゆっくり近づいて来た。すると今まで昼寝していた人々がおもむろに立ち上がりゆうゆうと汽車に乗り込んで行った。まるで百年前にタイムスリップしたような気がしたものである。 またある日のゴキブリ退治をした時のことが思い出されてくる。台所が汚くあまりにゴキブリが多いので親切心から窓を閉めてバルサンを焚いたところバケツ一杯のゴキブリが捕獲出来た。意気揚々とお手伝いさんに見せたところ、彼女達から悲しそうな、恨めしげな、そして更にさげすみの目で見られたことがあった。彼女達は蚊に刺された時でも殺さずに静かに手で追い払う心やさしい仏の教え子なのだ。これから時代の移り過ぎと共に民主化、近代化の波が押し寄せて来るのだろうが、このやさしい「仏心」がいつまでも残っていてほしいと思う。 東稲広報室 ○ 訃報 3月 本町 大川洋子氏(29年文) 謹んでご冥福をお祈りいたします。なお、当会からは規定に従ってお香典を供えました。 4月 滝山 末松毅氏(28年政経) 謹んでご冥福をお祈りいたします。なお、当会からは規定に従って生花を供えました。 ○ 退会 中央町 加藤雄達 池田はるお 所沢市 池田 実の各氏 ○ 新入会員紹介 真杉 章 S33年 文 203-0033 滝山5-7-5 473-0062 宮井 威 S56年 商 203-0033 滝山5-13-8 090-2553-4391 大平英夫 S33年 法 203-0041 野火止2-13-17 471-2957 ○ 当会会員、國米家己三氏執筆の―日本は「世界のアトリエ」― 251ページが東洋出版鰍ゥら発刊された。定価1500円+税 日本人のもつ美意識が創られて来た謎を解明。是非ご一読を! ○ 2月逝去された納見明徳氏の奥様から佐渡の銘酒2本を寄贈いただき懇親会で賞味いたしました。
<編集後記> ●緑が沸騰する5月。第18回定時総会は滞りなく終了し、今年も基本方針のもと新年度が始動した。すでに各部会は活発な活動が続行中だ。そして新たに旅行同好会が発足し、間もなく第1回がスタートする。今、稲門会は面白い●総会に先立ち行われた神田香織さんの講談、随所に「フクシマの怒り」がほとばしる。文化講演会のユニークな試み、文化の裾野が広がる●小仁井勝秀さんのエッセイ、「ビルマの思い出」を楽しく読んで、ちょうど5年前に仕事がらみでミヤンマーのヤンゴン(旧ラングーン)を訪れたのを思い出した。緑多い美しい国なのにインフラの劣悪さ、軍や警察の微妙な緊張、ベールにつつまれた「閉ざされた国」との印象をもったものだ。それにしても15年もの間、理不尽に自宅軟禁されていたのに民主政党のリーダー、アウン・サン・スー・チーさんの忍耐力、意思の強さは変わらない。しかも知的でおだやかだ。台湾以上に親日、タイ以上に微笑みの国。彼女が将来この国の指導者になったとき、ミヤンマーの明日は明るいだろう●グラデーションのかかった草花、はずむ樹木。夏の準備が始まる。 (大島勝典)
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