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10月 1日(日) 役員会 1:00〜 中央公民館第1、第2学習室 講演会 3:00〜 同 上 演題 「日本語の素晴らしさ −手本は「桃太郎」」 講師 篠田義明氏(早稲田大学名誉教授、教育学博士) (別途案内チラシあり) 10月14日(土) 秋の恒例行事「秋の男の料理を楽しむ会」開催 成美教育文化会館 松崎博さんを中心とした「男の料理教室」が腕を振るいます (別紙案内チラシ・返信用はがきあり) 10月28日(土) 平成18年秋季六大学野球早慶戦観戦 (別紙案内チラシあり) 11月17日(金) シチズン時計工場見学 10:00〜 (別途案内チラシあり) [大学・校友会関係] ○早稲田大学商議員会が7月8日(金)14:00より井深大記念ホールで開催された。 当会からは菱山副会長、平山事務局長が出席した。 商議員会の会長が盛田和昭氏から副会長の坂田浩一氏に替わり、新たに川口文夫氏(中部電力会長)が副会長に就任した。質疑応答の中で公的研究費の不正問題に対してお詫びと報告、創立125周年記念事業関係報告があった。 ○早稲田大学創立125周年記念事業募金 今年度当会募金 2,000円×147名=294,000円 (平成17年度238,000円) 11月初旬に大学に納入する。今回から「早稲田学報」には当会名と人数、寄付金総額のみ掲載することとした。 帆角会長が7月25日大学募金担当課長等と会談し、募金の現況報告を受けると共に、一層の協力を要請された。 ○平成18年度稲門祭及びホームカミングデー 10月22日(日)の稲門祭に校友会からふるさと賞の景品の要請があり、当会から清酒「東久留米」7本を提供することとした。 [広報関係] ○「杜の西北」12号は発行が本年6月になったが、13号は来年2月末に発行する予定。 ○当会のe−mailに迷惑メールが多く入るので、メールアドレスを変更した。 新メールアドレス w_higashikurue@nifty.com メールアドレスは東稲ニュースタイトルの所に記載してある。 ○平成18年名簿の配布について 名簿は配布済み。帆角会長、平山事務局長に対して、特に名簿に関する問い合わせは今のところない。 [会の報告] ○8月6日の役員会で、会員でありながら会の活動に全く参加していない会員に対して、アンケートなどでもっと会員の声を聞くべきでないかという提案があった。こういう部会があったら参加したいなど会員の声を聞き、より多くの会員の皆さまに満足して頂ける稲門会にするために次回の役員会で取り上げることとなった。 ○映画鑑賞会 第14回の上映は、8月5日(土)2時から実施しました。8月は夏向きの映画ということで、当初は涼感のあるM・モンローのコミカルな作品を考えていましたが、作品が見あたらず急遽S・ローレン「ひまわり」(Sunflower)を取り上げました。 当日は35度前後の猛暑で、年配者が多いお客さんの足もにぶるのかと思っていましたが、何のその1時間前から常連が集まり、50分前には並びだし長蛇の列ができました。椅子をかき集め、また立見OKという人(20〜30人)は入れましたが、会場に入りきれず、折角暑いなか観にきて下さったお客様を帰すことになりました。 180人近くに膨れ上がり今までの記録ですが、今後の対応を関係者で検討する必要があります。 次回の上映会は12月の初旬ということで、その時節にあった枯葉的な作品「黄昏」を提案したいと思っています。 原作は「陽の当たる場所」でおなじみのシオドラ・ドライサー。監督は超一流のウィリアム・ワイラー。そして主人公の男女には"サア―"の称号を持つ英国のR・オリビエと情感あふれる名女優J・ジョーンズ。まさに一流づくしです。 駆け落ちした2人が時の流れによって立場が逆転するという悲劇です。 もう一本同じ題名の「黄昏」(H・フォンダ/C・ヘッパンー主演)がありますが、その作品ではありません。 (米光慶二郎記) ○ウォーキングを楽しむ集い 10月 9日(月)祝日 武蔵国分寺から殿ケ谷戸庭園・滄浪泉園へ (別紙案内チラシあり) 12月23日(土)祝日 両国吉良邸跡から新橋へ(赤穂義士引揚げの道前編)を予定 [部会報告] ○女性サークル 本年度も早や後半の月日を重ね時の速さを実感します。 女性サークルでは何か良い企画をと思い今回、秋深まる11月17日(金)隣市田無のシチズン時計(株)西東京事業所を見学することに致しました。工場見学の後、東京大学演習林の散策もと考えていましたが、天候に左右されることないよう部屋を予約して昼食をいただきながらゆっくり親睦の時間を過ごす計画に致しました。 皆様には別紙ご案内を御覧いただき多数の方々のご参加いただきたいとお待ちしています。 (菱山房子記) ○散策山歩きの会 11月23日(木)祝日に、今春荒天中止になった鳩ノ巣渓谷ハイキングを計画している。 (別途案内チラシあり) ○ゴルフ部会 10月13日(金) 当会ゴルフ部会 玉村ゴルフ場 (別途案内チラシあり) 11月24日(金) 三田会対抗戦 (調整中) ○俳句部会 平成18年末までのスケジュールが決定した。 9月10日(日)、 10月15日(日)〜16日(月)吟行、 11月11日(土) 12月16日(土)忘年会 ○太極拳部会 毎土曜日開催。9月30日(土)に5周年の記念行事を行う。 ○郷土研究会 年内は予定なし。郷土史的な資料を収集して東稲ニュース、ホームページなどに寄稿したい。 ○カラオケを楽しむ会 7月22日(土)シダックスで開催。参加15名。 (別途報告あり)
俳句部会 7月9日(日) 第75回句会 中央図書館集会室 出席者 14名 投句のみ 3名 兼題 「当季雑詠(自由3句)」 高得点 3点以上 更衣なほ一憂を捨てかねし 神田 尚計 包丁に触れて西瓜の割れ急ぐ 三田 三(畔巣) 一句得て一句忘れて明易し 同 棟梁の律儀に早き夏の朝 馬場 清彦 藍染めの古き工房濃紫陽花 河村 洋子 夏風邪に十日甘えていたりけり 棚野 愛子 小雀の垣根づたいの旅はじめ 杉本 達夫 青葭の水路分け入る手こぎ船 大久保泰司 浜の風貝の風鈴磯料理 比護喜一郎 8月12日(土) 第76回句会 中央公民館会議室 出席者 10名 投句のみ 6名 兼題 「木の実、夜の秋」 席題 「秋扇」 高得点 3点以上 夜の秋妻には妻の習いごと 大田蔵之助(千雪) 久々にモカをホットで夜の秋 三田 三(畔巣) 寄席はねてふくみ笑いの夜の秋 比護喜一郎 戯れごとをさらりと躱す秋扇 大田蔵之助(千雪) 書道部会 書道を始めませんか。書道部では初心者、多少経験のある方など何方でも何時でも入会をお待ちいたしております。9月8日(金)〜9日(土)は今年で7回目となる練成会(書道上達と書道談義ですが実際は観光と温泉と宴会で楽しく・・・)を谷川温泉で開催。往路は天神平へロープウエイで昇り、翌日は照葉峡を観光後宝川温泉汪泉閣天下一の大露天風呂に寄る予定です。10月25日(水)〜29日(日)市民文化祭書道の部(中央公民館)に当部会から11名出展予定です、多くの会員の方のご参観をお願い致します。 (平山正徑記) カラオケを楽しむ会 さる7月22日(土)午後6時からいつものシダックス(滝山)で、夏のカラオケ部会が行われた。一会員として自由な立場から一筆。「カラオケ!」とは何と良い響きだろう。嫌いな人にとっては身の毛もよだつ響きかもしれない。まず嫌いな方はこの先読むのをお止め下さい。同好の士が集まり、それぞれが過ごしてきた人生の応援歌をそれぞれの年代の好きな歌手の気に入った好きな歌を、当時を想いながら仲間の集まるホッと出来る場所で心おきなく思いを込めて唄い、また他の人生を垣間見せ唄う人の歌は「あんな時代とあんな歌があったなあ」と思いながら、杯を空けるのも至福の時と思うのは私だけではあるまい。 ワセダマンは全体にひとクセもふたクセもある人間の集まりなので、各々過ごしてきた人生も千差万別、強烈なものがあると思われるが、ワセダを背景に共通の歌で割り切れるのが面白い と思う。 何といっても歌は上手の方が聞いていて楽しいのは当り前だが、我々はプロではなくて、お金を払って聞いてもらうのだから、少々のコトことはお互いに我慢してもらい、上手な歌を聞かせてくれた人には、心から拍手を惜しまず、共感を共有できればまた至福。それぞれの年代が歌を出し合い、「ああこの歌も良かったなあ」、よし、ではこの歌はどうだみたいな盛り上がり、意外な歌に大爆笑する場面もあり、段々アルコールもまわり各自が夫々自分の愛唱歌の中に入っていくことになるが、それでいて仲間の熱唱に拍手を忘れず、いよいよ夏の夜は更け、良い雰囲気で「早稲田大学校歌」を3番まで全員声を揃えて熱唱。11時近くまで時間を延長に次ぐ延長の末、名残りを惜しみながらそれぞれ家路についた。因みに関係ないけど、私はひばりとはるみ、テレサテン、桂銀淑、北島三郎などが好きで、高田馬場のスナック等で(マイク馬場)で通っていた。マイクを握ったら放させないからだそうだ。 いずれにしろカラオケは楽しい。 (馬場清彦記) 〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜 医療事故に思うこと 市川英雄(33年政経) 新聞を読んで、お役所も国民の立場から医療の現実を改善する努力が遅れていると実感して、がっかりしました。 6月19日の読売新聞に、「病院の実力国も注目〜手術件数と治療成績相関調査、患者本位確立へ一歩」の8段記事がありました。 いまごろになって、手術と結果を調べるというのは、怠慢だったと思います。 昨年10月から、厚生労働省が全国の主要病院に対して医療事故の報告を求めましたが、いい加減な報告が多く、心臓手術で4人を死亡させた某大学病院が報告漏れを指摘されるなどあり、最近では鳴りをひそめています。昨年5月と6月の同新聞には、「手術中の大量出血〜45%が外科医のミス」「腹腔鏡(内視鏡)手術初テスト〜一線の医師半数不合格」の記事もありました。これらは、患者の死亡、後遺症障害につながる危険性があります。要するに、当局の実態認識と対策が、大幅に遅れているのです。 さらに驚いたことには、国は2002年度から高度な技術を要する110種の手術について、年間手術件数の基準を設け、オーバーすれば診療報酬を加算するなどの優遇措置をとってきたが、反対意見が外科医からの団体から出され、今年度いったん廃止されたと記載されております。この優遇措置はおかしいのです。優遇措置どころか一定以上の手術経験がなければ手術を行ってはいけない、あるいは助手として勉強すべきだったのです。 欧米では、内視鏡手術の先進国ですが、内視鏡手術に際しては、自己の患部別手術経験件数と失敗件数を告知して、患者に医師を選択させることになっています。医師は経験回数による技能が無ければ内視鏡手術を行えないのです。医師の経験不足どころか、未経験医師が内視鏡手術にあたり、死亡者を出しているのが、わが国の現状です。 私も2003年9月に、十二指腸の、ガンではない小さなポリープを小さいうちに内視鏡でとった方がよいと、大病院の医師に勧められました。失敗率は5万分の1(0.00002%)にすぎず、万一失敗して穴をあけても他の外科医がすぐに開腹縫合手術を行うから、心配は無用ということでした。その結果は失敗で穴をあけられ、縫合手術にも失敗して、敗血症・腹膜炎などになり、1ヶ月余、意識不明のまま転院しました。計7ヶ月もの長期入院をやむなくされたのです。入院中、ミスした病院の内視鏡部長から、十二指腸の内視鏡手術は特に難しいのでミスが数%あると聞かされました。ほかの医大助教授にたずねたら、十二指腸はめったにガンにならないので、ポリープをとる必要はなかったと言われましたが、すべてあとのまつりでした。 わが国の医療事故死亡者は、年間推定4万8千人以上あるそうです。胃ガン、肺ガンの死亡者がそれぞれ約5万人、社会問題とされている自殺者が約3万人あることとくらべると、びっくりします。医療事故は、今や日本人の死因の隠れ上位です。気の毒な後遺症に悩む人と家族を加えると、大きな社会問題です。今や他人ごとではなくなりつつあるのです。しかしながら、その多くは医療ミスということでなく、適当な死因などをつけられて、闇から闇へ片づけられています。医療事故は、良心的医師や内部告発などがないと、なかなか表面には出ません。医療素人の患者側とカルテ等の資料を保管しているプロの病院・医師とでは、とても勝負になりません。私の場合も、ミスした病院の医師が転院した方がよいとアドバイスしてくれたおかげで、命が助かりました。患者サイドが医療事故補償を裁判に持ち込むのは大変なことですが、医療裁判の患者側勝訴は2割にすぎず、一般民事裁判の原告勝訴が7・8割なのにくらべると裁判も患者側に冷たいのです。 私たちが医療ミスを事前に防いで身を守る方法に、セカンドオピニオン(主治医以外の診断)があり、この活用が必要です。私も結果的には、転院と新たな医師チームの努力の賜物で元気になりました。 幸いなことに、セカンドオピニオンの利用を積極的に受けてくれる病院も増えてきました。昨年、医師から直腸腫瘍を取るために人工肛門になると言われた男性が、他の医療機関のセカンドオピニオンを受けた結果、肛門を残す手術に成功しました。このような例は沢山あります。以前のように、別の病院に行くと今までの病院・医師に厭がられるのではないかと心配する必要は薄らいできました。自助努力も必要です。 わが国では、まだまだ供給側(病院、企業、官公庁など)が優位で、国民なり受益者がおろそかにされている面があります。病院も所管省の指導により、患者を○○様と呼ぶようになり、院内掲示やアナウンスも患者様と言うようになりました。 しかし、形だけで、中身がともなっていないという声もあります。 これからは、今まで以上のスピードで医療が改善されることを期待していますし、心から願っているこのごろです。
平山正徑さんが読売書法展で秀逸入賞 読売新聞社主催の第23回読売書法展が8月13日から19日まで開かれ、数多くの応募作品の中から入選した約1万6千点がサンシャインシティと東京都美術館の両会場で展示された。この中から、わが稲門会書道部の平山正徑(雅号・十方)さんの書が、見事秀逸に選ばれ入賞し、サンシャインシティ文化会館に展示された。平山さんの作品は、下記の陳薦夫(ちんせんぷ)の7言律詩「海口城晩望」を、二八(横2尺、縦8尺)の額に、自分でデザインした草行書 で力強く表現したもの。7言律詩とは1句が7言で、8句からなる中国の詩形の一種。 海口城は福建省福清県の東にある城の名。 蒹葭藹藹樹蒼蒼 平楚間看益渺茫 駅路遶山多落木 孤城臨水易斜陽 潮迴近浦寒生雨 鴈度遥天夜帯霜 暫息征鞍瀛海上 烟波千里斷人腸 意:あしがうっそうと茂り、木々は青々として目にはいる。はるか見下ろすと、その広さは果てしない。宿場は山に囲まれて落葉が積もり、水辺の城ははや夕日のかげが映る。潮の満ちた浦に寒々と雨が降り、はるかな空に雁が渡って霜が降りる。しばらく海のほとりに馬を止めて休み、もやにかすんだ海の景色を眺めていると旅の愁いははてしなくつのってくる。 ○訃 報 8月24日、当会会員 泉 實さん(25政経)が逝去されました。 泉さんは囲碁部会に入会されており、毎月の囲碁部会の会合を本当に楽しまれていました。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。 ○4月15日に逝去された橘正治さんの奥様から当稲門会に以下のようなお礼のご挨拶があった。 稲門会の皆さま方へ 去る4月19日夫橘正治の葬儀に際しましては、皆様より御鄭重なるご厚志を賜り誠に有り難うございました。夫が残した句(歌)に在りし日の息づかいを感じる今日この頃、稲門会にて皆様とご一緒させていただいた日々がどんなに楽しかったことか、、、、、それが今の私の慰めです。 残暑厳しき折柄皆様のご健康をお祈り申し上げます。 平成18年8月21日 橘 都志子 (編集後記)○8月25日夜、白石会員の電話で当会会員の泉實さんが急逝されたことを聞きびっくりしました。囲碁部会で楽しそうに碁を打っていたお姿が目に浮かびます。心からご冥福をお祈り申し上げます。○いよいよ9月です。スポーツの秋、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋です。皆様大いに秋を満喫しましょう。秋には当稲門会でもいろいろな行事が計画されています。なるべく多くの会員の皆様が参加されることを期待しています。楽しいですよ。 (井坂) 前号を読む Click ↓ 29号(平成18年7月) 28号(平成18年5月) 27号(平成18年3月) |