電子版

第57号
早稲田大学東久留米稲門会
  
   平成23年3月10日発行
   発行責任者  平山 正徑
   編集責任者  大島 勝典

   e-mail : w_higashikurume@nifty.com
    http://homepage2.nifty.com/35292/

           
   東久留米稲門会第17回定時総会にご参加下さい
 陽春の候、会員の皆様、東久留米市在住の早稲田大学校友の皆様健やかにお過ごしのことと存じます。現在、当市には1000名を超える校友の方が住んでおられます。本57号は「総会特集号」として市内在住校友の方全員にお届けいたします。東久留米稲門会は会員数156名の会員が同窓という気安さのうちに交流し共通の趣味に親しみ活発な部活動をライフワークに取り入れながら見聞を深めております。
来る4月17日(日)は第17回定時総会が下記の通り開催されます。これに先立ち文化講演会、総会の後には懇親会が開かれ、初参加者の紹介など例年盛り上がりをみせております。総会を機に当会の雰囲気を体験し新たに入会される方も多くいらっしゃいます。ご多用中のこととは存じますが会員、校友の皆様何卒ご来場下さいますようご案内申し上げます。



 
             第17回定時総会・懇親会のお知らせ
 一年に一度会員及び校友の方が一堂に会する機会です。多くの方のご参加をお待ちしております。
今回の文化講演会は当会会員榎本骼i氏による「ロマンの残党―もも・クリ三年 柿・・・―」
というタイトルで講演があります。文化講演会にも是非ご来場下さい。総会・懇親会を通して
「新しい出会い」・「新しい可能性」が開けます。
                     記
  日 時   : 平成23年4月17日(日)  午後2時00分から
  場 所   : 成美教育文化会館 1階 ギャラリ― 042-471-6600
          東本町8-14 東久留米駅北側清瀬方面線路沿い徒歩6分
  文化講演会 : 午後2時00分から
          講師 榎本骼i氏(早稲田大学名誉教授・東久留米市教育委員会委員長)
          演題 「ロマンの残党―もも・クリ三年 柿・・・―」         
  総会    : 午後3時30分から
          議題 平成22年度事業報告 
             平成22年度収支報告
             平成22年度会計監査報告
             平成23年度事業計画
             平成23年度収支計画
             平成23年度役員改選
  懇親会   : 午後4時40分から 3階大研修室
          会費 1人当たり3,000円、  同伴者2,000円
                                              以上





       

      東久留米稲門会会員継続のお願いと入会のお勧め


○会員の皆様へ
     会員更新の時期が参りました。平成23年度(4月〜翌年3月)も引き続き
東久留米稲門会の会員継続をお願いいたします。まず何か1つ会の催しに参加していただき、
稲門会の良さを感じて頂けたらと思います。今年度も会員継続よろしくお願いいたします

○校友の皆様へ
   当会も17年目を迎え各行事、各部会・サークルの活動が活発に行われております。
「東久留米稲門会に入って良かった」という声が多くの会員から聞かれるのは、
次のようなことからです。
@ 地元で同窓の友人ができる。
A 部会、サークルが多くあり、同じ趣味を持つ人と仲間になれる。
B 新年会、総会懇親会、秋の旨いもの会等では、飲食の合間に親交を深め
  早稲田大学の校歌を全員で歌うことができる。
     早稲田は一生楽しめます。ぜひ地元で仲間を作って下さい。
       校友の皆様の入会を心からお待ちしております

○年会費の振込手続き
     年会費は3,000円です。同封の郵便取扱票(青色)を使用して5月末日までに
お振込みください。
総会にご出席の方は受付の際3,000円をお支払いいただく方法もございます。

○総会出欠返信用はがき
   同封のはがきに出欠のほか必要事項をご記入のうえ4月10日までにご投函
下さいますようお願いいたします。
       お問い合わせ先 : 事務局  氷川台1-9-21 安次峰 暁 TEL 476-7132


会員になると
 東久留米稲門会の会員として登録され、奇数月10日発行の「東稲ニュース」及び各部会の募集チラシ等が宅配されます。7月号では新年度会員名簿(規約、弔慰規定掲載)、前年度事業報告書が配付されます。また当会主催の総会、新年会、秋の旨いもの会のご案内のほか、太極拳、囲碁、俳句、書道の各部会に入部した場合、同趣味の仲間と親睦を深め、技量のアップが図れます。また女性、散策山歩き、ゴルフ、グルメ、郷土研究、ウォーキング、カラオケ、野球・ラグビー観戦、芸術鑑賞、お誕生会の部会には自由にご参加いただけます。

当稲門会規約(禁止事項)第12条には「本会の活動に、政治活動、宗教活動、
営業活動は持ち込んではならない」と記載されております。


会の告知板

 3月16日(水)    お誕生会         17:30〜  東久留米「やる気茶屋」
 3月27日(日)    ウォーキングを楽しむ会   9:00   東久留米駅集合
               山手線シリーズ「上野駅から日暮里駅」
 4月 3日(日)    臨時役員会        13:30〜  生涯学習センター
 4月17日(日)    平成23年度定時総会   14:00〜  成美教育文化会館
 4月20日(水)    お誕生会         17:30〜  東久留米「やる気茶屋」
 5月19日(木) 映画鑑賞会 「終着駅」  14:00   成美教育文化会館


 [大学・校友会関係]
  ○1月23日(日)   「白井克彦先生慰労会」リーガロイヤルホテル   平山、安次峰
  ○3月 5日(土)   春季代議員会                      安次峰、高橋、山岡


会の報告

 
2月役員会で部会費の補助のあり方について検討した。補助金が必要な部会はこれまで通り1万円を上限に申請し、1年間の収支報告書を会計に提出することになった。
当会規約の第2条(目的)にある「早稲田大学に寄与する」を具現化するため募金箱を設置し、総会、新年会、秋の旨いもの会などに設置し1年間分の浄財を早稲田大学へ寄贈することにした。
新年会収支報告 参加者63名、収入189,000円 支出176,480円(会場費11,750円、ケイタリング80,000円、飲み物23,234円、寿司36,000円、おでん他12,520円、配膳9,000円)差し引き12,520円は雑収入として会に戻入した。

新年会
 昨今の早稲田スポーツ各部は目覚しい活躍をして、OBの気持ちにハリを与えてくれているように感じます。正月の箱根駅伝優勝の熱気がまだ残っている 1月23日の日曜日、東久留米稲門会恒例の新年会は、成美教育文化会館にて開催されました。新聞・TVを賑す学生たちの頑張りが、OBの早稲田の杜への郷愁を誘ったようで、予想以上に沢山の会員が参集し、総勢63名の会員が参加。
 平山会長による開会の挨拶では、駅伝優勝で今年の正月は大変気分良く過ごせたこと、白井前総長の慰労会に本日昼出席してきたことが報告され、続いて高橋元会長の乾杯のご発声で賑々しく宴会がスタート、各所に歓談の輪が広がりました。
私事で恐縮ですが、今年は卯年の年男もこの会では最若手!還暦なんてのは、この会への正式入会資格のようなもので、人生の楽しみはこれから!、会場の諸先輩からパワーをもらって、生涯現役の人生を楽しもう!というポジティブな気持ちにさせられました。早稲田で本当に良かった!
宴たけなわの頃、司会の渡辺さんから、新入会員および初参加会員として、平子敏夫さん、佐藤一郎さん、村上万里さんが紹介され、それぞれご挨拶をいただきました。
また癌で失声した久家さんの力強いメッセージを本人に代わって高橋元会長さんから披露され一同勇気をもらい、期せずして激励の拍手が沸き起こりました。
いつまでも続きそうな楽しい宴でしたが、沢山あった料理もあらかた腹におさまり、中締めの時間、
帆角元会長の締めのご挨拶「人生を楽しむには、まず自身が健康で元気でなければならない」という話、私も肝に銘じた次第です。
恒例の大島さんのハーモニカ伴奏による校歌ですが今回は名曲「早稲田の栄光」を先に斉唱。その後、藍原さんリードによる「都の西北」、太田さんも加わった両大先輩のエールによりお開きとなりました。
                       (小山田朋樹記)


手作りのおでんはいつも好評

校歌は忘れないが早稲田の栄光は歌詞カードで


  映画鑑賞会
 2月3日(木)「情婦マノン」上映の際、受付に来られたご婦人から謝状とご芳志を賜りましたので掲載させていただきます。
 はじめてお便りいたします。清瀬市の○○と申します。本日の映画なつかしいなつかしい「マノン」今なんと77才になって観させていただく感激 お伝えしたくって・・・。実は17才の頃、有楽町のスバル座で(たしか?)ロードショウで、初恋の人の中央大の学生である青年と観ました。それだけでもドキドキしましたのに、あの頃、まだまだ心も身体も少女だった私には名状しがたい感覚におそわれた状況だった事を鮮明に思い出しました。
 女優さん思い出せないのが残念ですが、男優は"セルジュ・レジアニ"とどういうわけかずうっと覚えていて折々思い出しその後も題名は失念したものの何本か観ています。本日、久々に観るマノンをどのような感想をもつものか、自分で楽しみにしてまいりました。大きな画面で映画館の気分と同じで観られるしあわせを、ほんとうに感謝しております。 先回はさしつかえがあって参加いたしませんでしたが、いつも楽しみにしております。心急くままのお便り御判読下さいませ。乱筆乱文おゆるしのほどを・・・。 表現しきれない感謝の気持ちをこめて・・・ありがとうございました。2・3日節分に
東久留米稲門会御中      ○○ ○○子
 わずかばかりのカンパお恥ずかしゅうございますが・



  お誕生会

1月は松崎さん平山さんでした

2月は帆角さんを5人でお祝いしました

3月のお誕生会は16日(水)17:30〜「やる気茶屋」で行います。3月生まれの方は池田孟夫、伊佐九三四郎、大津修、岡田潔、村野建彦、渡辺一朗の皆さんです。
 4月のお誕生会は20日(水)藍原昌義、榎本隆司、川瀬晃、呉淳久、佐々木洋一、佐藤雄二、白石春雄、竹山保信、森本博文、山岡恭子の皆さんです。



部会たより


  
俳句部会
平成23年1月16日(日) 第127回句会 生涯学習センター
  兼題 「日脚伸ぶ」 「千両」 当季雑詠
   高得点句

枯葦の雀一羽の撓みかな     神田 尚計 千両
年ごとに目深に妻の冬帽子   三田 畔巣
日脚伸ぶはや夕刊のバイク音  三田 畔巣
絵硝子にたゆたふ光日脚伸ぶ   河村 洋子
幟立つ駅伝街道初景色 松尾 良久
鳥みやげ寂寞の庭実千両 藤田 貞夫

平成23年2月19日(日) 第128回句会 生涯学習センター
  兼題 「初午」 「猫の恋」 当季雑詠
   高得点句

初午や出を待つ納屋の耕運機 三田 畔巣                
恋猫のふり返りゆく面構          松田 博雄
ランドセル見せに来し子や梅三分 三田 畔巣
研ぎたての包丁の冴え寒明ける 神田 尚計

                       (比護喜一郎記)



 〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜

平成22年1月10日発行東稲ニュース50号の〜噴水広場〜「癌克服に向かって」と題した久家政裕さんのエッセーを掲載いたしましたが、その後も闘病の傍ら太極拳、書道部会に意欲的に参加されております。1月23日(日)開催の当会新年会にご出席と伺い、是非新年会会場で強靭な久家さんを見ていただきパワーを貰いたいとメッセージを依頼いたしました。
久家さんは失声しているためメッセージは高橋元会長に代読していただきました。以下全文を掲載いたしました。


                癌克服に向かって  その2
                             久家政裕(34年 商)


皆様、新年おめでとう御座居ます。
 私も手術後3度目の新年を迎えることが出来ました。本来なら補声機で自ら御挨拶すべきところですが、此の作業だけは「ズボラ」して実現しておりません。誠に申しわけ有りません。
 私は平成20年12月喉頭癌の手術、21年3月胃癌の手術を受け順調に快復して来ました。ところが22年7月に、喉と食道の継ぎ目に小さな腫瘍が有る事が検査で判明し、内視鏡で削除するとの事で3度目の入院となりました。しかし腫瘍が内部に有り手術に失敗でした。その後各科の先生が検討の結果、放射線治療を受ける事になり、又一カ月間各種の検査を受けました。 22年9月27日より11月12日迄に(土、日、祭日を除く)合計33回の放射線治療を受けました。放射線の照射は首廻り左右各15秒くらいです。20回目頃より口内の炎症(所謂火傷です)が発生、一方食欲がなくなり、味覚がなくなり、口の中には固形物は入れると痛く食べられません。先生は体力、体重維持のため無理してでも口に入れるようにとの事、最悪の場合は入院して点滴と鼻からの流動食で様子をみましょうと準備だけはしてもらいました。食べたくない、味覚がないで2日間は牛乳と飲むヨーグルト少々で済ませましたが、毎日通院しなくてはなりません。歩行が苦痛になりこれは大変と、やっと、薬用の栄養ドリンク缶詰「エンシア」、お粥、白身魚、玉子豆腐、ヨーグルト、プリン等を無理に口に入れ、飲み込むことの毎日が続きました。食事は楽しいはずですが、逆に食事が苦痛で、こんなに苦しい思いをした事はありません。それでも何とかがんばって入院せず33回の放射線の治療を終了し、先生から良くがんばりましたねと、御誉めの言葉を頂きました。その後2週間目頃より少し味覚が戻り、4週目頃は7割方食欲も味覚も戻りました。 現在は完全に元に戻っております。
 今回も"病気に負けないぞ"の気力でがんばり、こうして皆様の前に元気でおります。今後ともよろしくお願い致します。皆様方も身体にくれぐれも十二分に気をつけて下さい。


久家さんのメッセージを代読する高橋さん


東久留米稲門会の活動特集


 東稲ニュース      大島勝典
  会員同志を結ぶ接着剤、そして地域コミュニティーの核をになう東稲ニュース。各部会の活動報告には責任者が黙々と汗を流し行動する苦労がつぶさに見て取れます。稲門会のために相当なエネルギーを傾けている人たちが会を支え一歩一歩の前進を確実なものにしています。各部の行事に積極的に参加していただくと同時にニュースをより充実していくためにも一層の寄稿、参加を期待しています。会員の皆様のささえがあってこそです。そうすればニュースのめざす水平は一層強固なものになるでしょう。


 ホームページ      松崎 博
 本紙「東稲ニュース」は会と会員、会員と会員を結ぶ機関紙。ホームぺージ(HP)はそれをいち早く広く情報を発信する機関紙の電子版として相互に補完しあうものです。共に平成13年秋にスタートし今年で丁度10年目となりました。HPを常に新鮮で魅力的にする為には会員皆様の情報提供(主に映像)に期待しお願いする外ありません。御協力の程お願い致します。「東稲ニュース」がきれいなカラーでご覧になれます。「東稲ニュース」へ記事を載せて遠方の友人知人へ近況報告に利用されるのも如何でしょうか。平成18年3月発刊の7号から最近の56号まで5年分の30巻分を見ることができます。 
 URL:http://homepage2.nifty.com/35292/  アクセス数: 24,000



 文化講演会・講演会      鮎貝 盛和
 
文化講演会は定時総会に先立ち行われる講演会で、東久留
米稻門会設立時から開催され、今年で第17回目となります。
4月の定時総会には、榎本骼i先生による『ロマンの残党―もも・クリ三年 柿・・・―』と題した講演を行います。一方、講演会は市民の皆様にも気軽に聞いていただけるような講演会を目指したもので、平成13年10月に『雑学塾』として発足し、平成17年6月開催の第16回から『雑学塾』の名称を『講演会』に改めこれまで25回開催しています。次回は6月に、山崎丈氏(東久留米市郷土資料室学芸員)を予定しています。年3回の開催を予定していますが、事務局の人脈だけでは限りがありますので、会員・校友の方々からの自薦・他薦、及び講演会の演目として取り上げたいもの・取り上げてほしいもの等、忌憚のない情報をお寄せ下さい。心からお待ちしています。


 映画鑑賞会    米光 慶二郎
 稲門会の映画鑑賞会も2月の「情婦マノン」で32回を数えました。年3〜4回の上映ということで約10年間を経過したことになります。当初は稲門会の内部行事としてスタートし、参加者も少なかったのですが、公共の場の市民ホールを使う以上はもっと一般市民の方にも開放しようと方向転換を図りました。そのためには上映作品の希望をとって実際に実行致しました。 客数が増えるに従って、この行事が当会会則の"市民に貢献する"という主旨に合い拡大路線につながりました。その後市民ホールから席数が多く環境、設備が整った成美教育文化会館に移りました。 美味しい料理は器も重要であるよう映画も食材(内容)もさることながら器(設備・環境)も重要で、そこに一味サービスが加われば更に満足するものです。最近はいつも満員に近い盛況です。作品によってはPRを控えねばなりません。作品選定も考えねばなりません。一部にはもっと新しい作品をと云う声もありますが残念ながら各種権利の問題で実現できません。又、今まではアメリカの娯楽映画が中心でしたが、ヨーロッパ、アジアの質の高い文芸作品にも幅を拡げて行きたいと思います。
(現在までの国別上映作品―米(23本)、仏(5)、英(3)、伊(1)、2月上旬「情婦マノン」は知名度が低く動員を心配していましたが、この路線もあり得ると自信をもちました。


 《部活動》


 女性サークル部
女性サークルは、東久留米稲門会設立の翌年、平成8年から活動を始めた"歴史ある"部会です。全会員数の一割という数少ない女性会員同士の親睦を深めることに、とても大きな役割を果たしてきました。
だからこそ、女性会員は忙しくてもこの部会を大切に思い、活動を続
けてきたのだと思います。部会の活動は、年2〜3回で、美術館、博物館等での鑑賞、草花園での散策、工場見学などで、男性会員にも参加を呼びかけることもあります。どのような活動にするかは、毎回会員の話し合いや部長の独断(?)で決めています。昨年は、3月に「磯久」で昼食会、6月に「新江戸川公園と永青文庫」の鑑賞会、10月に「森永乳業の東京多摩工場」の見学会を行いました。鑑賞会等の後の昼食会やおしゃべりもとても楽しい時間です。当部会では、東久留米稲門会のすべての女性会員に活動のご案内をしております。女性校友の皆様、当稲門会へのご入会をお待ちしています。


 散策山歩き会   安次峰 暁
 東京近郊の低い山や丘へ日帰りハイキングを行っています。昨年は6月「狭山丘陵・六道山公園へ13名、12月は鎌倉の紅葉の名所「獅子舞」の紅葉狩りと新緑と紅葉の年2回4〜5時間の行程でゆっくりしたペースを心がけております。山頂での昼食を楽しみ、ゆっくりと自然に触れながら散策、帰りの反省会は一献傾けながら談笑で締めくくります。決まった部員はなくどなたでも自由に参加できます。


 ゴルフ部会  伊東 毅
本年も例年通り稲門例会2回、東久留米三田会との定期戦2回、合計4回
の開催を予定しております。この数年、稲門会入会と同時にゴルフに参加という人を中心に、部会員数も20名近くまでに増えてきました。出来るだけ経費がかからぬコースをまた無理なスケジュールを避けゆったりとした楽しい一日を過ごせること更に雨など天候が悪そうな時は迷わず直前でも開催中止などを心がけております。
この3年は玉村ゴルフ場(群馬県玉村町)をホームコースに、新武蔵丘(日高市)、富貴GC(吉見町)、熊谷GC(熊谷市)で開催しました。昨年のトピックスは劣勢続きだった東久留米三田会との対抗戦で春秋連勝したことです。当会メンバーのレベル向上及び層が厚くなってきた結果によりますが通算ではまだ9敗4勝にとどまっており引き続き各位の研鑽を期待しております。年齢、腕前を問わずどなたでもいつでも参加を歓迎します。


 囲碁部会  辰巳 徳蔵
 囲碁部会は、稲門会の発足とほぼ軌を一つにして設立された歴史ある部会です。
現在、部員は20名弱(内女性一名)、上は九段格から下は級位者まで、棋力はさまざまです。部員のなかには「日本棋院普及指導員」の有資格者もおり、特に初心者の指導には万全を期しております。月1回、第四日曜日の午後、例会(於成美会館)があり、そこで対局を行ってます。また、年1回11月末に合宿(最近は奥秩父の囲碁旅館)をして、日頃の努力の成果を競います。そこでの郷土料理と地酒を交えた懇親の宴は、合宿の楽しみの一つです。対外的には、毎年6月の初め頃、日本棋院市ヶ谷で「オール早稲田祭(首都圏)」が開かれます。常時300人になんなんとする一大イベントで参加稲門会の名誉をかけてホットな戦いが繰り広げられます。 12月初旬には「囲碁オール早慶戦」があり当部会からも代表選手が出場します。



 俳句部  三田 三
 俳句部会は発足以来11年、この3月で句会は129回を迎えます。会員は22名、毎月第三日曜日、午後生涯学習センターをベース会場として開催しています。句会は有季定型を原則に兼題2句に当季雑詠1句を事前に提出、清記された数十句の中から各自5句を選句し、なぜその句を選んだかを高点句順に述べ合いながら進行します。 毎回全員の出席率がたいへん高いのは誰でも何時の間にか俳句の魅力に引き込まれ、続ける程面白くなるからでしょうか。 難しくない平易な言葉で綴るたった十七文字の世界一短い詩ですが、四季に恵まれた日本の自然と情緒に富んだ日本語で織り成す俳句は奥が深く、人生を潤い深い楽しいものにしてくれます。句あれば楽あり。ご入会をおまちしております。


 書道部  武藤 勇
当書道部は平成9年に発足、14年目を迎えますが、その間、5回に亘っての作品展に加え毎年市民展に出品、更には昨年、東京都美術館(上野)にての作品展等、部員各自が個性を活かした書を披露しながら切磋琢磨しています。今年は12月16,17,18日に第6回作品展を成美教育文化会館にて開催します。毎月の練習会では、古典を基本とした応用書(4〜5文字熟語)、と日常頻繁に使用する実用書他、年賀状、暑中見舞状等季節の挨拶、名前等を、ベースとし、加えて毎月各自が持参する創作書を互いに批評しながら書の美しさ、魅力を探求しています。
 書は日本の伝統文化の美しい視覚芸術であり、書は心の画とも言われています、私達は奇麗で美しい書、文字、に出会うと心が洗われるような思いがします。書には心に何かを訴える不思議な魅力があります。そんな書に馴染み、そして書が上手くなるには1、多書(理屈なしに多く書くこと)2、多見(よい作品を多く見ること、特に古典)3、多聞(人の意見を多く聴くこと)の3点です、書に興味のある方は気軽に下記練習日にお越しください。お待ちしております。練習日:毎月第2日曜日PM1〜5時、場 所: 生涯学習センター(旧中央公民館)


 太極拳の集い  鮎貝 盛和
 東久留米稻門会に太極拳サークルが出来たのは、平成13年9月で、早いもので今年で10周年を迎えます。太極拳には色々な流派がありますが、当会で稽古しているのは「楊名時の太極拳」です。参加者は稻門会会員・会員の家族・友人・一般市民と幅広い方々です。稽古は原則として、毎週土曜日10:00〜11:30(年間44〜45回)場所は成美教育文化会館で行っています。特別行事として、春には、お花見を兼ねた野外稽古、秋には周年記念懇親会を行っています。会員相互・太極拳を楽しむ方々との親睦を兼ねて、日頃の運動不足解消に、また、健康増進に太極拳を楽しみませんか。初心者/ベテラン、大歓迎です。入会は随時受け付けています。見学希望者はいつでもどうぞ!
入会金:1,000円、参加費:一回500円です。(お問い合わせ:472-6446 鮎貝まで)



 グルメ部会  太田 晴之助
年輪を重ねるに従い、旨いものへの郷愁が高まるようです。当グルメ部会では手頃な所謂B級グルメの店を探求し、そしてその街の文化歴史・自然背景も併せ見聞、学習する胃袋、脳の活性化に資する健康かつ愉快な会です。春、秋と年2回の開催ですが、この春は母校早稲田近辺の鰻屋名店で蒲焼をトライし、新装早稲田を見聞しようと企画しています。確定次第ご案内いたしますので家族友人共々ご参加下さい。食してみたいもの、行ってみたい店あればお知らせいただければ
幸いです。




 郷土研究会  高橋 哲男
  東久留米七福神は最近人気を集めていますが、郷土研究会においても市内の七福神を祀るお寺を巡り、住職さんから「座禅の法話」等を教えていただきました。また南沢湧水群は、名水百選に指定されましたが、黒目川源流の小平霊園にある水源地から南沢湧水群まで湧水巡りと伴に武蔵野の面影を残す柳窪の旧家を訪問したりしました。最近では、現在東京都の管理になっている南沢水道施設及び自由学園の歴史的建物を見学いたしました。一方講演会との共催で昭和10年代の早稲田大学と東久留米 市の関係や歴史についても学びました。これからも郷土の見学や講演会により、郷土の歴史についての紹介や再度名水等を訪問したいと思っています。一方、東久留米市に先立つ久留米村は、明治22年に神奈川県北多摩郡から、現在の東京都に編入されたものですが、多摩地区の歴史についても紹介したいと思っています。その際は気軽にご参加のほど宜しくお願いいたします。


 ウォーキング  森田 隆
 ウォーキング部会は今年度も「山手線一周巡り」のウォーキングを続けて行います。高田馬場駅から内回りで第1回目を歩き始めてから、全部で15回の計画のうち10回を終了しました。今年は第11回目「JR上野駅〜日暮里駅周辺巡り」を最初として年4回(3月、5月、9月、11月)を予定しています。各回とも標準徒歩時間は3時間位、距離は6km位で平坦なコースです。 多くの仲間と一緒に歩くことは、気分も爽快になり健康にも大変良いと思われます。また都内には訪ねた事がない名所・旧跡が意外に多くあり、歴史散歩という観点からも新たな発見、感激が経験できます。多くの皆様のご参加を期待しております。初めての方も大歓迎です。


 カラオケ部会  安次峰 暁
 夏、7月末の週末と初冬の12月末の週末の年2回、東久留米駅北口直近の「オンチッチ」に於いて夕方6時頃より9時頃まで「ビール、焼酎」と「マイク」を手にユーモアあふれる雰囲気の中で、普段は見せないような顔で楽しんでおります。毎回14〜5人ですが決まった部員というのはなく自由参加です。カラオケの楽しさは同世代同志が歌うのに限ります。あの頃を共有する歌好きの方、試しにご参加をお待ちしております。


 東京六大学野球春秋早慶戦観戦  森田 隆
 春季・秋季早慶戦第1戦の観戦会を今年も行います。一般内野席で観戦しますが、隣が学生内野席ですので熱気溢れる応援が直接伝わってきます。特に得点を入れるたびの「紺碧の空」の歌声は迫力が有ります。昨年秋は優勝決定戦で慶応に勝ち4季ぶり42回目の優勝を果たし、さらに明治神宮大会も初優勝を飾りました。斉藤(佑)主将の活躍がひときわ目立ったシーズンでした。斉藤、大石、福井のドラフト1位投手が卒業したあと今春は新しい布陣で望むことになります。どんな選手が登場してくるか、今年もまた楽しみです。神宮球場で学生時代を思い出しながら早大選手に声援を送るのも、なかなか良いものです。ご一緒に観戦し母校を応援しましょう。


 ラグビー観戦部会 藍原 昌義 
11月3日、早慶戦を指定席で観戦しましょう。今年は前売り券を発売日に購入して、良い席を確保します。希望者の締め切りは早くなります。東稲ニュース7月号、9月号にて詳しくお知らせいたします。また、上記ニュースでは上井草早大グラウンドでの好試合予定をお知らせしていきます。一軍目指して奮戦する下級生の試合を無料で観戦・応援しましょう。レギュラーが大勢卒業してしまい、昨年のジュニアー戦でカテゴリーBとの入れ替えに行った選手が今年の中心になります。即A入りと思える新1年生も入りますが、高校時代とはレベルが違います。今年のチーム造りは苦労することでしょう。監督・コーチの指導手腕と選手の研鑽に期待します。何とか年越しのラグビーを観戦したいと思うシーズン初めです。


 諸芸術鑑賞会  菱山 房子
芸術という多岐のジャンルのある中、先ず誰でもが親しんでいるクラシッ
ク音楽のコンサートから始めて既に5回を重ねた。今後はいよいよ現代音楽など歌唱、オペラのみならず範囲を広げまた歌舞伎、文楽、演劇、落語、能狂言更に絵画、彫刻他各種の展覧会催しの見学会なども同好の会員と共に楽しむ会へと発展を予定している。会員同士同好の方々と出会い時には芸術談義を楽しみ親睦を深めていけることを願っております。珠玉の催しを選び紹介していきます。また会員からの情報やご希望もお寄せください。第1回 日本フィルハーモニー交響 小林研一郎指揮(20名)ショパンピアノコンチェルト他、 第2回 日本フィルハーモニー交響 小林研一郎指揮(20名)ヴァイオリンコンチェルト他、 第3回 中村紘子トークとコンサート「展覧会の絵」他演奏とトーク(20名)、 第4回 ソノス・ハンドベルアンサンブル 心洗われる鐘の音でクリスマスソング(20名)、 第5回 千住真理子ヴァイオリン・リサイタル 愛器ストラディバリウスにより10曲の名演奏



 お誕生会  大島 勝典  
 毎月その月にお誕生日を迎える会員をゲストに幹事がお祝いします。お祝いだけではない会員同志との親睦、交流は得がたいものがあります。ゲストの方々のお話を伺うと、年を経るごとに遠ざかっていく青春なのに、その心を失わない感性にはサミュエル・ウルマンの「青春」を想起させてくれます。「過去は変えられないけど、未来と自分は変えられる」そんな勇気をもらい、充実した楽しいときを過ごせるでしょう。ハッピバースディの歌とワセダグッズの素敵なプレゼントがあります。





東稲広報室

○ 当会会員安宅武一さん(当会初代会長)は昨年10月17日早稲田大学校友会創立125周年記念式典において校友会功労者賞(校友会本部部門)を受賞したことは11月発行東稲ニュース55号でご紹介いたしましたが、このたび表彰状の写真を掲載させていただきます。内容は「表彰状 安宅武一殿 貴下は早稲田大学校友会常任幹事として永年にわたり卓越した能力と豊富な経験を以て早稲田大学ならびに校友会の発展に貢献されましたよって早稲田大学校友会創立125周年にあたりその多大なる功績を讃えここに表彰いたします2010年10月17日 早稲田大学校友会会長白井克彦 印」です。仲間の表彰は嬉しい限りです。
○ 今年から新年度のスタートは4月1日となります。昨年規約を改正し平成22年度は1月1日から平成23年3月31日としましたので、平成23年度は4月1日から平成24年3月31日までとなります。年会費の期間も変更になります。
○ 当会会員川俣榮一さんがこの度、文芸社から 学生・企業実務家に贈る「経営統計学入門」317ページ 定価(1500円+税)を出版されました。今年86歳更に執筆中とのことです。
○ 原稿を募集しています。東稲ニュース名物企画〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜800〜2000字位題材は自由です。その他道楽、趣味、特技など何でも結構です。





<編集後記>
●いつの間にか若草の萌立ちが足元を暖めだした。総会特集号の今号。各部会の活動が紹介される。どの部会もいきいきと活気に満ち熱意がほとばしる。あらためてわが稲門会の層の厚さを示しているといえよう。今回のニュースは市内在住の校友全員に配布する。来る総会に多くの方々の参加を願うと同時に新規会員の入会増加を期待したい●過日、盛大に行われた当会新年会。校歌斉唱に先立ち、成美教育文化会館に初めて流れた名曲「早稲田の栄光」の歌声、若き日の思い出が去来、胸が熱くなる●どうなっていくのか。エジプトとチュニジアの長期政権が崩壊した。そのうねりは北アフリカ、中東へ拡大している。リビアでは政権派と反政権派が戦闘、カダフィ政権は徐々に窮地に陥っているようだ。「フェイスブック」などの情報ツールが後押しし民衆の熱気は限りないが果たして民主化なるのか、原油の高騰は、石油化学製品は。この地域から当分目が離せない●はかなげな梅に替わって、約束を果たすようにもうすぐ桜がやってくる。
                                     (大島勝典)


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