電子版

第55号
早稲田大学東久留米稲門会
  
   平成22年11月10日発行
   発行責任者  平山 正徑
   編集責任者  大島 勝典

   e-mail : w_higashikurume@nifty.com
    http://homepage2.nifty.com/35292/

白井会長(総長)から表彰を受ける安宅さん

 安宅武一氏校友会功労者表彰

 当会初代会長の安宅武一さん(校友会本部元常任幹事)が10月17日(日)早稲田大学記念会堂で開催された早稲田大学第45回ホームカミングデ―・早稲田大学校友会設立125周年記念式典で校友会功労者賞(校友会本部部門)を白井校友会長から授与されました。安宅さんは永年に亘り卓越した能力と豊富な経験により早稲田大学及び校友会の発展に尽力されその功績が評価されたものです


会の告知板
 11月10日(水) ゴルフ部  三田会対抗戦           玉村ゴルフ場
 11月15日(月) お誕生会(変更)  17:30〜   東久留米やる気茶屋 
 11月18日(木) グルメ部会 九段 フランス料理「グラン・コジェ(Grand Gosier)」
 11月23日(火) ラグビー観戦会   早慶戦    秩父宮ラグビー場
 11月25日(木) 映画鑑賞会「ポセイドン・アドベンチャー」14:00成美会館
 11月28日(日) ウォーキングを楽しむ会 秋葉原〜上野 9:00 東久留米駅
 12月5日(日)  第5回役員会      16:00〜   生涯学習センター
 12月5日(日)  役員、部会長、歴代会長忘年会   18:00〜   来夢亭
 12月12日(日) 散策山歩き  鎌倉
 12月15日(水) お誕生会        17:30〜  東久留米やる気茶屋
 12月25日(土) 年忘れカラオケ大会   18:00〜  オンチッチ

 平成23年
 1月7日(金)   東稲ニュース印刷    17:00〜   西部地域センター
 1月23日(日)  平成23年新年会    18:00〜   成美教育文化会館


 [大学・校友会関係]
 11月21日(日) 三多摩支部大会     15:00 早稲田大学法学部B107
 12月11日(土) 早稲田大学商議員フォーラム      (平山、菱山、安次峰)
 12月17日(金) 東京都23区・三多摩合同会長会    (平山、森田)


会の報告


  秋の旨いもの会

大活躍のご婦人方のお陰です

ハーモニカ伴奏による校歌斉唱で幕


     平成22年10月11日(月)体育の日 快晴(於)成美教育文化会館 


 平山会長の挨拶、安宅初代会長さんより「まちに待った、待ち焦がれた旨いもの会がやってまいりました。」とうれしいご挨拶と乾杯の音頭で元気いっぱいのスタート。東久留米が誇る名だたる料理人が精魂こめて作り上げた創作料理の数々・・・一部ご紹介。チャンチャン焼き・・・菱山さん(アイディアは竹山さん)トン汁、ぬか漬け、餃子・・・平山さん 信州蕎麦・・・松崎さん 椎茸シュウマイ、ポテトサラダ、卵焼き・・・河村さん ヘチマの煮物、サータアンダギ―、沖縄蒲鉾・・・安次峰さん 久留米ダッグ・・・高橋哲男さん キノコご飯・・・菱山さん 等など以上手作り料理に森田さんが苦労して運び込んだ角上すし。
うまいうまいと食うは食うは・・・シッチャカメッチャカ。どんどん食って、どんどん飲んで。沸いている最中に嬉しいニュース。出雲駅伝ワセダが制す!!米光、森田、藍原の3会員より熱い報告。加えて東久留米市教育委員長の榎本先生のお話。先生は以前競走部の部長で現在の渡辺監督、有名なフラフラ櫛部氏など黄金時代を指導されました。正月の箱根は当然制覇の大合唱あり。新年会参加の会員は朗報を必ずや聞くことができるでしょうと。
締めくくりは天空より無事帰還した大島会員のハーモニカ伴奏、太田会員のリードで「都の西北・・・」でお開き。 猛者連はその後も久留米の街に繰り出したとか…
 獅子奮迅のお働きで会員に旨いものをくださった方々大変ご馳走様でした。また、今回もお手伝い頂いた鮎貝さん、帆角さん、平山さん、松崎さんの奥様方本当に本当にありがとうございました。                       (渡辺真司記)


 ホームカミングデー・稲門会

                 "稲門祭で煎餅販売"

 10月17日(日)の「稲門祭」に、森の会バオバブ煎餅を販売させていただき、お陰様をもちまして完売致しました。とても有り難く、感謝申し上げます。来年は、老齢に鞭打ち、さらに新製品を開発し、売り上げを倍増(7万円)し、障害を持つ方々の給料を増やしてやりたいと考えています。
 懐かしい大隈庭園に何千人も所狭しとお集まりでした。そのお楽しみの席を利用させていただき、障害者施設の自動焼き煎餅を販売させていただいたのですが、多くの方々に宣伝し、ご理解を得て沢山販売することができました。この売上金額が、障害を持つ方々の
給料にプラスされる訳です。
 神奈川県はじめ各地区の稲門会の方々、孫連れ家族、同級会、と様々なグループで賑わっていました。福祉の分野で活躍されている方々にも、ご贈答用煎餅としてたくさん販売できました。新製品の抹茶・ゴマ・型焼き煎餅も、鎌倉の鳩サブレの社長様への贈答品として買っていただきました。 来年も「質量コスト」「安く早く良いものを」と、皆さま方のニーズの応え、満足していただく煎餅を開発していきます。今後も参加販売させていただきたく、よろしくお願いします。 
                  (福田稔記)



今やサロン・ド・三多摩の名物店となりました


     福引抽選会の結果
稲門祭記念品購入2000円につき1枚ついてくる福引抽選券の抽選会が大隈講堂で行われ「ふるさと賞」に武藤豊さん「地域賞」に松崎博さん、渡辺真司さん「校友会賞」に安次峰、井坂、小野、久家、比護、平山の皆さんが当たりました。おめでとうございます。


部会報告
 

   映画鑑賞会
「ポセイドン・アドベンチャー」11月25日(木)14:00〜於:成美教育文化会館この作品は映画産業がテレビに対抗し、テレビではできない政策意図をもって撮られた娯楽大作です。豪華客船ポセイドン号が大津波に襲われ転覆。生き残った者が海底(船底)からの懸命な脱出劇を描く。最近南米チリで起こった落盤事故による地底からの救出ドキュメントに似たような状況で、奇跡への願望と感動を呼び起こします。主人公ジーン・ハックマンはリーダーとして冷静で果敢な行動をとる神父役で熱演。その他適材適所の役者が好演しています。パニック映画の<ハシリ>と云われた海洋パニック・スペクタルのこの作品は興行的に大ヒットし、以後次々とこの種の映画が制作されました。その意味では記念碑的な作品と云えましょう。映画は面白くて感動させるのが佳い映画の基本というのが私の映画観ですが、この作品はまさにピッタリでした。当映画鑑賞会で一度は取り上げたい作品でした。乞うご期待を!
上映時間117分(キネマ旬報ベストテン第5位、1973年度。アカデミー特撮賞、主題歌賞受賞)                         (米光慶二郎記)



  お誕生会

9月は森田さんの青春時代に焦点を
10月は高橋勤さんの語りに笑いが
 
 11月のお誕生会は曜日を変えて15日(月)17:30〜やる気茶屋で行います。11月生れの方は安次峰暁、小野泰右、山本一男、別処尚志、川島知子、鮎貝盛和大島勝典、高橋哲男の皆さんです。
 12月のお誕生会は15日(水)17:30〜やる気茶屋で行います。12月生まれの方は黒坂斉、山崎敬雄、上原徹也、加藤義雄、岩崎光身の皆さんです。


部会たより

 女性サークル
 木枯らし一号が吹いた10月27日(水)、参加者9名で森永乳業の東京多摩工場を訪れました。


今回の女性サークルの活動は、男性会員にも参加を呼びかけていたので平山会長が参加してくださいました。
玉川上水駅より15分ほど歩くと、社名の入った球形のタンクを上に載せたタワーが見えてきました。これは聞くところによると、上部のタンクに地下水を入れておき、機械の洗浄などに使用するとのことでした。
工場正門の守衛室で教えてもらった建物へ行くと2階のホールに案内され、そこには既に私たちのような団体が2組来ていました。ここでヨーグルトをいただきながら、工場内の生産工程などのビデオを見ました。牛乳などのすべての生産工程は、機械化されていて、チーズ、アイスクリーム、コーヒー・紅茶飲料なども作っていることや、省エネや環境にも配慮していることなどがビデオで紹介されていました。
次に各団体に1セットずつ配られたチーズ作りキットで、手作りチーズを作りました。紙コップに入った熱い牛乳に酢を少し入れ、スプーンで5回ゆっくりかき混ぜます。牛乳は直ぐ固まり、それを茶こしに入れ、スプーンで押しながら水分を切ってできあがりでした。用意してあったクッキーに作ったチーズを少し載せ、ジャムを添えて各自試食したのですが、チーズというより味のない固まったヨーグルトのようでした。
次は、工場内の見学です。案内の女性の説明を聞きながら工場の上部からガラス越しに牛乳の生産工程を見学しました。大きなタンクや多数のパイプがあり、紙パックやビンに詰められた製品が次々に流れていました。カップ入りのコーヒー飲料もあり、色々な製品を作っているようでした。機械化されているので、作業者はちらほらいる程度でした。また、工場内は、5℃前後に温度設定がされているとのことでした。最後に、常温保存できる紙パックのレモンティーをお土産にいただいて、約1時間の工場見学は、終了しました。記念写真を撮って外に出ると、曇り空から一転抜けるような青空になっていました。少し早かったのですが、近くの日本料理店に行き、平山会長を囲んでいつもの楽しい昼食会となりました。
       (吉川明美記)



 囲碁部会


今年も合宿の季節になりました。例年は、11月の第4土・日でしたが、今年は準備の都合もあり、12月の11〜12の土・日に決まりました。11月の例会は中止とします。
 また、12月の例会は予定通り行いますが、終了後の忘年会は中止とし、来年1月の例会日に新年会を行うことにしました。合宿は昨年と同じ奥秩父の「囲碁の宿・越後屋旅館」で行います。現在9名の参加が予定されていますが、人数が確定してから競技方法を決めたいと思います。「金星」の制度もありますので、皆さん頑張って下さい。
 9月26日(日)には「稲穂会」があり、当部会からは苅草、小仁井の両氏が参加しました。12月4日(土)には「早慶囲碁大会」が市ヶ谷の日本棋院にて行われます。今回は五段以上と幹事役の出場依頼があり、当部会からも参加を予定しています。 
          (辰巳徳蔵記)

 
俳句部会

 9月19日(日) 第123回句会  兼題:「糸瓜」「蜩

 高得点句

かなかなの声だけ乗せて無人駅     神田 尚計 原料のヘチマ
蟷螂の小顔に余る闘志かな   三田 三
和菓子舗の行書の屋号秋すだれ  河村 洋子
浅間山裳裾ぼかしの蕎麦の花   川俣 栄一
能登岬日除けへちまのはるか佐渡    市川 英雄
糸瓜三つ揺れて静もる狭庭かな    神田 尚計
暮れなずむ広場かなかな欲しいまま 馬場 清彦
ひぐらしの声に静もる鉱山(やま)の跡 杉本 達夫
風だけが遊び相手の糸瓜かな 三田 三
縁先に垂れしへちまの所在なき 比護 喜一郎
ひぐらしにふとうたたねの寝覚めかな 川島知子
ひぐらしや築百年の藁葺き家 河村 洋子


  
10月17日(日) 第124回句会  兼題:「小鳥」「柿」

  高得点句

湖(うみ)半ばまで晩秋の山の影   川俣栄一 紋平柿(もんべいがき)…☆さわし柿☆11月15日頃〜順次発送♪
寒村にもぐ人もなく柿熟す    川俣栄一
赤とんぼ牛の背を吹く隠岐の風 杉本達夫
小鳥来て野面の風の色づけり 杉本達夫
宙(そら)一面幕引くやうに小鳥来る  比護 喜一郎
村一揆ありし峠の木守柿     三田 三
潮騒の佐渡の泊まりやおけさ柿 大久保泰司
秋黴雨(あきついり)せめて小洒落た傘さして 馬場清彦


 ゴルフ部会

 秋の稲門例会が好天に恵まれた10月7日(木)9名参加のもと熊谷ゴルフクラブで開催されました。本年稲門会に入会された平子さん(S36年卒、下里7丁目)、東海さん(45年卒、幸町5丁目)も初参加。歩いてプレーが2組、乗用カート利用が1組で回りました。当コースは荒川河川敷にありフラットでフェアウェイは広いがマウンドやバンカーが効果的で気が抜けない本格的な設定で稲門会員に根強い人気があります。順位付けはしませんでしたが当部会のエースの上原さんグロス91、メンバーの清水さん97が上位でワーストは伊東の119でした。途中両側がきんもくせい並木のホールがあり黄赤色の花と香気が一杯だったのが印象的でした。プレー終了後クラブハウスレストランで飲物とクリームあんみつセットで懇談し来る11月10日の三田会との対抗戦での健闘を誓い合いました。
   (伊東毅記)





 〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜

「生きるということ」

                         安次峰暁(45年社学)

 我が家の犬が昨年死んだが、その犬を見ていて、いろいろ想い浮かんだ。
この世に生きているものは、植物から動物、細菌類に至るまで全てのものはなんだかんだいろいろなことに我慢をしながら生きているのだなァ、ということを考えさせられた。
生れ出る時に苦痛に耐えながら産声をあげるというし、死ぬ時も同様に苦痛や不安に耐えながら死んで行くといわれている。又、どんなに大金持ちだろうと、どんなに大きな権力を持っている者でも、何にも耐えなければいけないことが無い人間は一人も居ない。それとともに耐えるということについて、耐えた後には必ず耐えて良かったという気持ちになったり、ホッとする気持ちになったり、幸せな気持ちになったり。苦痛とバランスよく反対の感情を味わうことが必ずやあるということ。
何故だか実に不思議なことではないか。つきつめて考えてみると、この世に生きている目的というものは我慢を味わうこと、忍耐を磨くことではないかと思えてくる。「人間は生きることが大事なんだ。」「長生きする方が勝ちなんだ。」とよく聞きますが、何故なのかということがよく解りませんでした。ところが我慢を味わうこと、忍耐を磨くこと自体がこの世で生きる究極の目的あるとすれば、よく解るような気がします。
人の為に役に立つことができなくても、寝たきり状態で呼吸しかできないような時においても、その人は何らかの我慢を味わっている訳だし、それだけで生きる目的を果たしているということになると思います。
また、人生を振り返る時に苦しかった時の事をよく思い出したり、過去の自慢話も大概のところ、苦しかったことを耐え抜いてきたという想いが中心になるということからしても、いかに人生の重大事なのかと思われる。
つい先日もこういう思いを久し振りに味わってしまった。出掛けた帰りにトイレに行きたいのに近くになく、我慢をしながらやっとの思いで我が家に辿り着き用を足した。その時のホッとしたようなちょっとした幸せな感じを味わった次第であります。





    ご近所まいうー店紹介
    ラーメン次郎ひばりヶ丘駅前店

一度お試しあれ
  昔三田の慶応大学正門近くにあったこの店は、今は無いがチェーン店としてひばりヶ丘にもやって来た。駅南口をパルコ沿いに3〜4分歩いたひばりヶ丘プラザ1Fにある。常に行列の人気のラーメン店でL字型のカウンターに13席、券売機で食券を買う、メニューは単純でラーメン650円からである。その650円でもボリュームのあること、とてもじゃないが食べきれない、麺少なめといったところが
丁度良い。麺は丸太でスープはコクが有り濃厚、焼き豚は2枚、厚さ1cmはあり柔らかく旨い。そして何と言っても野菜たっぷりなのだ。ニンニクも好みで入れてくれる。
日曜定休、月〜金11:30〜14:30、17:30〜20:30、
土は10:30〜16:00 西東京市谷戸町3-27-24 (平山正徑記)



 東稲広報室

   訃報
     謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
       4月 南町 佐藤彰氏(26年商)  
       9月 本町 山崎弘氏(30年理工)

<編集後記>
●今年の秋は助走なしで深まっていく。三大懇親会のひとつ「秋の旨いもの会」が盛大に行われた。渡辺さんの軽妙な進行が色を添える。秋の行事のスタートだ。しみついた暑さを一気に冷やすきまぐれな気候が時折邪魔をするが、活動は目白押しに続く●今秋のワセダスポーツの活躍はめざましい。プロ野球のドラフト会議で3投手が1位指名を受けた。同一チームでは史上初めてという。「持っている男」、斎藤が出来すぎたフィナーレを飾り、Vが彼らの門出を一層晴れやかなものにした。今後の活躍を祈りたい。ラグビーは強敵を破って好発進、駅伝も出雲、全日本と二連覇、箱根が楽しみだ●33本のチリ国旗がたなびく。世界中が固唾をのんだチリ・サンホセ鉱山の救出劇はまだ記憶に新しい。地下700m、70日間という気の遠くなる状況から33人全員が「フェニックス」で地上に引き上げられる奇跡のドラマ。人間の英知は素晴らしい●澄んだ夜空を星たちが駆け抜ける。空想の翼を広げて杯をかたむける・・・晩秋到来。                                                                                                        
(大島勝典)

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