電子版

第32号
早稲田大学東久留米稲門会
  
   平成19年1月10日
   発行責任者  帆角 信美
   編集責任者  井坂 宏

e-mail: w_higashikurume@nifty.com   http://homepage2.nifty..com/35292/

        新年会長挨拶
                 東久留米稲門会会長 帆角信美
新年明けましておめでとうございます。
 我が母校早稲田大学は今年、創立125周年目を迎えます。早稲田大学はこの節目を「第二の建学」と位置づけ、「独創的な先端研究への挑戦」、「全学の生涯学習機関化」、「地球市民の育成」の3つの目標を掲げて、今の時代にマッチした大学への変革を進めてきています。その核になるのが、教育研究棟3棟の建設、大隈講堂の多機能型文化ホ−ルへの再生、新学生会館の建設です。そして、大学はこの建設資金を集めるため、7年前に「創立125周年記念事業」を立ち上げ、目標額を200億円に定めた「125周年記念募金運動」をスタ−トさせました。わが東久留米稲門会もこれに呼応して会員の皆様に年2千円の記念募金をお願いし、皆様のご協力を得て昨年末で累計2、002,000円、稲門会名義の200,150円を加えますと合計2,202、150円を寄付しております。記念事業はいかにも箱もの事業にみえますが、真の狙いはこれらの箱をフルに活用して優秀な人材を社会に送り出すことにあり、その成果は着実にあがってきております。
 今年も皆様に同様のお願いをすることになりますが、大学全体でみると昨年末時点(申し込みベ−ス)でまだ125億円しか集まっていません。あと1年で75億円を集めるのは実に大変なことですが、150周年記念募金を始めた慶応は150億円の目標額をすでに達成したと言われています。慶応にできて早稲田にできないわけがありません。皆さんの更なるご協力をお願いする次第です。
 もとより稲門会は記念募金運動をやるために設立された組織ではありません。13年目を迎え、3つの柱「会員相互の親睦」「早稲田大学発展への寄与」「東久留米市発展への寄与」に資するため、これからも鋭意努めてまいります。皆様、更なるご協力とご支援をお願い致します。


会の告知板
  1月27日(土)    平成19年新年会     6:00PM〜   成美教育文化会館
  2月 1日(木)    映画鑑賞会        2:00PM〜   市民プラザ
                上映作品 「黄昏」   
  2月 4日(日)    役員会          1:30PM〜   成美教育文化会館
  3月21日(水)    臨時役員会        1:30PM〜
  4月 8日(日)    平成19年度定時総会   2:00PM〜   成美教育文化会館   
               2:00PM〜 講演会 講師 清水廣宣氏 1966早大商卒
               3:30PM〜 総会
               5:00PM〜 懇親会



[大学・校友会関係]
○早稲田大学創立125周年記念事業募金
 11月10日、森田会計幹事が早稲田大学総長室募金課へ147人分、294,000円を持参した。
 累計は2,202,150円となった。また、総会案内を宅配する際、当会からの募金の協力をお願いする書面等を同封することとした。
○11月11日(土)小平稲門会総会がルネ小平レセプションホールで開催され、40〜50人が出席した。テノール歌手のカンツォーネ、早大応援部のチアガールのアトラクションがあった。当会からは菱山副会長、平山事務局長が出席した。11月18日(土)にもチアガールステージが開催され、1500人が集まった。
○11月25日(土)東村山稲門会創立10周年記念行事「ボニージャックスと歌おう」コンサートが開かれ、続いて定時総会と懇親会が開催された。大学、来賓、会員、家族合わせて120名が出席した。当会からは帆角会長が出席した。
○12月1日(金)東京都23区支部・東京三多摩支部会長懇話会が大隈会館で開催された。大学から白井総長、津本理事、瀬下校友会代表幹事が出席し、白井総長が大学の現状と将来についてスピーチを行ったあと質疑を交わし、来年以降も同様な会を開くことを決めた。
当会から帆角会長が出席した。
○校友会より推薦校友の推挙の依頼があった。対象は大学中退者、エクステンションセミナー修了者等で、入会希望者の同意書、申請書は事務局で保管している。




[広報関係]
[広報関係]
○杜の西北は2月25日完成させ、3月1日発行予定。
○塚越幹事が新たに東稲ニュースの編集委員に加わった。東稲ニュースの内容に幅が広がることが期待される。
○ホームページに各種行事の案内チラシをそのまま載せることにより資料の保管が出来るので、今後は案内チラシは松崎ホームページ担当にメールで送付することになった。



[会の報告]
○第19回東久留米稲門会講演会が開催された

12月3日(日)3:00PMより成美教育文化会館で開催された。講師は当会会員の佐藤雄二氏(37理工)。演題は「わがまち東久留米のこの景観を守り、楽しもう」で、佐藤氏のグループの活動を中心にして東久留
米市の景観の素晴らしさ、またその素晴らしい景観の楽しみ方、将来に亘って楽しめるように実行している行動についてスライドを交えて講演された。約40名の参加者が熱心に聴講した。






○東久留米稲門会役員忘年会

12月3日(日)講演会に続いて5時より「志乃」で役員及び部会長による忘年会が開催された。








○ウォーキングを楽しむ集い
 12月23日(土)両国吉良邸跡から新橋へ(赤穂義士引揚げの道・前編)を実施した。午前8時10分東久留米駅に参加者18名が集合。大江戸線両国駅から吉良邸、回向院、築地本願寺を経てJR新橋駅まで歩いた。

○カラオケを楽しむ集い
 年も押し迫った12月29日(金)午後6時、17名のカラオケ愛好者がシダックス東久留米店に集合した。いつもと同じように"マイク馬場"の美声で幕を開けると、酒と歌とで大いに盛り上がった。3時間という時間はあっという間に過ぎ、最後は時間オーバーになったが、全員で早稲田大学校歌を合唱して一年を締めくくった。参加者の顔ぶれが決まってきているので、新しい人もぜひ参加してください。







[部会報告]
○女性サークル
 11月17日(金)シチズン時計工場を見学した。参加者13名。     (別途報告あり)
○散策山登りの会
 11月23日(土)鳩ノ巣ハイキングを実施した。心配した天気も回復し、15人が錦秋の奥多摩を堪能した。                              (別途報告あり)
○ゴルフ部会
 11月24日(日)玉村ゴルフ場で三田会と対抗戦を行った。5ポイント差で敗退し、通算成績は1勝5敗となった。                           (別途報告あり)
○囲碁部会
 11月25日(土)〜26日(日)伊東温泉伊東園ホテル別館にて合宿を行った。参加者12名
                                    (別途報告あり)
○グルメ部会
 11月25日(土)保谷の手打ちそば「すず木」でアンコール開催。11名参加。
                                    (別途報告あり)




部会だより
女性サークル
 冬曇りの11月17日(金)、男性8名、女性5名は田無駅近いシチズン時計(株)の工場を見学しました。1930年創立「市民に愛され、市民に貢献する」を企業理念として、1996年にはバッテリ
ー切れや電池交換なしの「エコ・ドライブ」シリーズを発売、また2006年世界で初めて「フルメタル電波時計」に成功したという工程、技術に私たちは感嘆し、広い工場内を納得しながら2時間余り見学しました。 またアメリカ、欧州全域でも「エコ・ドライブ」製品は人気を博し、NO.1のブランドの地位を確立しているそうです。そのあと、一同は楽しい昼食をとり、一層親睦を深めました。
                (棚野愛子記)


山策山歩きの会
鳩ノ巣渓谷ハイキング  H18.11.23(祝)前日の天気予報では、「朝9時より雨」、とのことでしたが意を決して決行することとしました。東久留米駅で8:00に集合し、拝島廻りでJR青梅線に乗り、終点の奥多摩の一つ手前、「白丸駅」で下車、参加者15名全員がフルコース3時間の行程へ挑みました。雨も降らず午後からは陽も射して
きて、息をのむような見事な紅葉と、青い川の水が一層映えて堪能しました。全員うっすらと汗をかきながら、無事踏破。鳩ノ巣近くの「一心亭」に立ち寄り、慰労を兼ねて一杯やり、帰途につきました。
                 (安次峰 暁記)


ゴルフ部会
 
第6回東久留米稲門会/三田会懇親コンペが11月24日、秋も深まり紅葉に囲まれた玉村ゴルフ場で稲門9名/三田会13名参加のもと対抗戦方式で行われました。当初の天気予想は雨模様で最悪中止ということも懸念されましたが、当日は少々風はあったものの快晴となり大変ラッキーでした。上原さん81(個人優勝)、白石さん92、安宅さん94と活躍されたもののエースの太田さんが肩を痛め途中棄権、また前回優勝の藍原さんの不調も重なり団体戦は5ポイント差で敗れ、通算戦績は1勝5敗となりました。参加者は上記5名のほかに久家、帆角、平山さん、伊東でした。
懇親会は夕刻、東久留米駅西口の鮮乃庄で開催、稲門メンバーは居残って反省会も実施。
本年度は2回の早慶戦を含め4回コンペを実施。参加者は一回あたり10~8名、延べ35名と前年の42名より少なくはなりましたが、割安なプレー費で楽しめ懇親を深められたと思います。太田部会長には一年間大変ご尽力いただきありがとうございました。                     
(伊東 毅記)

囲碁部会
 11月25日(土)、26日(日)に一泊で恒例の囲碁合宿が、伊豆伊東の「伊東園ホテル・別館」で執り行なわれた。直近になってよんどころない事情の不参加者もいて、最終的には12名となった。
 初めての宿であるが、対局場は今までと比べトップクラス、椅子席でゆったりした環境(煙草も吸える!)は好評であった。強いていえば、料理がバイキングで内容的にも今一で、全体的評価は分かれるところである。
 囲碁大会の成績は苅草九段が朝青龍のような強さを発揮し見事優勝した。但し、西東京から初参加の長尾五段が一敗土をつけ全勝を阻止する大金星をあげた。
 また、井坂二段と西村1級との対局で、世にも珍しい三劫(サンコウ、専門的なので内容は省略)が発生、無勝負(引き分け)となるハプニングもあり、話題性に富む大会であった。
 12月24日(日)の例会後、駅前の「鮮乃庄」で忘年会を行った。13名の参加、にぎにぎしく一年を締めくくった。
                              (辰巳徳蔵記)

俳句部会
第79回句会
   11月11日(土)   13時30分より西部地域センター
兼題  「凩(木枯)」、「残菊」 各1句
  「当季雑詠」   1句
高得点句
 残菊や小町ゆかりの化粧井戸      河村 洋子
 偏屈は父親譲り榠櫨の実         神田 尚計
 凩を連れて「どぜう」の灯を訪ね     神田 尚計
 木枯に添い寝の母を偲びをり       三田 畔巣
 木枯の唸りを運ぶ夜の海         杉本 達夫
 木枯や街に異国の似顔絵師       河村 洋子
 暖房車あと一駅とまた眠り        本間 信一
 
第80回句会
   12月16日(土)   13時30分より中央図書館
兼題  「大根」、「小春」   各1句
    「当季自由句」   1句
高得点句
 大根干す秩父山塊まむかひに      太田 千雪
 肩出して引けとばかりに畑大根     三田 畔巣
 軒深く武甲の風や掛大根        神田 尚計
 大根を刻むひびきや朝の幸       坂本信太郎
 猫車押して仕舞の大根引き       松田 博雄
 小春日や老女ひとりの文具店      三田 畔巣
 小春空鳶の笛澄む安房の海       神田 尚計
 山門の龍の絵薄れ帰り花        松田 博雄
 未知の日々善かれと念じ日記買ふ    三田 畔巣
 マフラーに猫くるまれて来る銀座    太田 千雪

グルメ部会
 今回は4年半ぶり、保谷にある夫婦こだわりの蕎麦店「秀彩すず木」再訪です。洋館の中の落ち着いた雰囲気の一室はわれわれ11人でいっぱいになった。 早速ビールで乾杯。当日の蕎麦会席の献立は
順に、そば豆腐、米なすの田楽味噌、大根煮、にしん旨煮、しめじとちんげん菜のおひたし、きんぴらごぼう等々全部で11品目。どれも逸品ばかりだが、とりわけ美味しかったのは何といっても蕎麦せいろだろう。当店自慢の石臼手挽きの十割そばで、麺は細打ちで腰があり、汁は濃くまろやかで歯ごたえ喉ごし抜群です。お酒も越後の銘酒「景虎龍」。因みに製造元諸橋酒造の社長は早稲田の校友、とは酒巻夫人のお話です。また、「器は料理の着物である」とは魯山人の名言だが、当日も茶系の渋い陶器が料理をよく引き立てていた。早稲田らしくスポーツの話などで盛り上がってたちまち予定の3時となり、太田(晴)さんの一本締締めでお開きとなった                     (桜庭 明記)



<会員リレーエッセイ>〜噴水広場〜
      大相撲好きです!!

                                 呉 淳久(S60教育)
これから冬のスポーツシーズンに突入しますね。特に早稲田ラグビー、箱根駅伝と今から楽しみにしています。それから格闘技「プライド」、「K1」等目白押しです。その中で三度の飯よりも好きなのが大相撲観戦です。なんといっても大男同士のぶつかり合いは迫力そのものです。今ではそれが昂じて相撲に関するものの収集が始まりました。最初は番付、古書から始まり、手形・書、錦絵、最後には相撲玩具まで病巣?がひろがりました。それにしても昨今の相撲人気の翳りは個人的にさみしいものがあります。
振り返れば小さいころから「もの」を集めるのが好きだったような気がします。幼少期はまんがのソノシート、小学生時分は切手、古銭収集等、なにか若年寄っぽいですね。まして、小学生のときから大相撲のテレビ観戦が好きでしたから、周りの目から見たらどのような子供に映ったのでしょうか。わき道にそれてしまいましたが、古い番付をみるとドキドキ、はたまた相撲古書に囲まれて幸せを感じ、双葉山(ふたばやま:昭和10年代の大横綱、69連勝の記録は余りにも有名)の手形を手にしているときには至福のときです。とにかく相撲関係の古いものなら何でも好きなのです。相撲のものを集めるにつれ、ただ単にこれは希少価値があるとか、資料的価値があるといったことだけでなく、相撲と日本文化の係わり合いの深さを強く感じることが多いです。特に、強く感じることは、意識するしないに関わらず相撲のものを集めると必然的に双葉山関係のものが集まるということです。裏を返せば双葉山がいかに国民から愛されたのかということに尽きるのではないでしょうか。特に双葉山が戦前の相撲雑誌の表紙をかざっている多さをみると一目瞭然です。 また、大相撲は子供文化と大きな結びつきがあります。平成の現在ではあまり考えられませんが、例えば特に昭和30年代の少年雑誌(まれに少女雑誌にも)多くの人気力士が表紙をかざり、相撲漫画の単行本、付録が多く世に出ました。相撲専門の少年雑誌も発行された具合です。ちなみにわが家にある相撲漫画の冊数を数えてみたら290冊あまりあり、今更ながら子供の世界に相撲が定着していたことがうかがえ、相撲人気が翳りがちな今こそ相撲協会はもう少し子供たちに相撲というものを積極的に伝えていってほしいなと思います。
ところで早稲田と相撲ということを考えたとき笠置山(かさぎやま:早大専門部政治経済科卒業のインテリ力士、最高位関脇)を忘れてはならないだろう。彼自身は本場所で上記に上げた双葉山に本場所17回戦って1度も勝てなかったが、打倒双葉山の参謀格でありました。現役時代から相撲評論、随筆、小説を書いていたことでも知られています。昭和21年11月20日、笠置山の引退相撲披露が大隈講堂にて行われています。その際に第37代横綱安芸ノ海が横綱土俵入りを行っていますが、この安芸ノ海こそ双葉山の70連勝を阻んだ力士であります。このことを考えると何とも不思議な縁を強く感じざるを得ません。
今まで何度も双葉山のことが出てきましたが、双葉山も早稲田と少なからず縁があったと思われます。双葉山は現役中に「双葉山自叙伝」を帝都日日新聞社より出しています。そのなかで、双葉山の通った小学校の校歌が紹介されていますが、なんと早稲田大学の校歌と瓜二つなのです(※文末)。それと自叙伝の中で双葉山が横綱になってまもなく早稲田大学の大隈会館を訪れたくだりがあります。そのことを考えますと早稲田大学と双葉山のつながりを考えてしまいますが、先ほど述べました校歌の謎については考えるほど不思議かつ不可解な感じがします。
さらには双葉山同時代のライバル横綱男女ノ川(みなのがわ:怪力、巨人型で知られる第34代横綱)も記憶にとどめておきたい力士です。強いときは仁王のごとき強さを発揮したが、双葉山の引き立て役で終わりました。しかし、土俵外では当時自動車を自ら運転して場所入りしたり、廃業後参議院選挙に立候補したり、私立探偵、外国映画出演等話題になった、変わった人物でありました。何といっても特筆すべきは早稲田の聴講生になっていたことである。聴講生になった理由は知る由もないが、角帽姿の男女ノ川の姿が写真に残っています。
去る11月に横浜鶴見駅近くの曹洞宗大本山總持寺に参拝しました。目的は横綱の墓の史跡めぐりということにあったのですが、境内に一歩足を踏み入れると思ったよりずっと広く圧倒されました。有名人の墓としては石原裕次郎のものがあるが、かなりりっぱなものでした。目的の第39代横綱前田山、第26代横綱大錦の墓前にたったが、思ったよりこじんまりしていたが、感慨深いものがありました。ここで早稲田との関係で忘れてはならないのが大錦(おおにしき:大正時代の横綱、第27代横綱栃木山とともに一時代を作った名横綱)であります。彼もまたマゲを切り廃業した後、早稲田の聴講生となり、新聞社の嘱託としても活躍したインテリ人でもあった人です。昭和18年発行の「日本相撲史」(横山健堂著)の中の『前角力から横綱になるまで(横綱大錦の自叙伝)』を読むとその人となりがよくわかります。
早稲田と大相撲の関係はなんとも不思議な感じがするが、昨今早稲田出身の力士が出ていないのは残念に思います。
最後に、他人が何といおうと大相撲は素晴しい、と思いつつ私の相撲骨董収集病はますますひどくなり家族のひんしゅくを買うこのごろであります。

※双葉山の小学校の校歌の歌詞は以下のとおりの記載が「双葉山自叙伝」にございます。
   郡(こおり)の西北 天津(あまつ)の村に
   聳(そび)ゆる甍(いらか)は 我等が母校
   集まり散じて 人は変れど
   仰ぐは同じく 理想の光り
   かならせ出でたる いろはの水は     (以下省略)
               以上





東稲広報室
○平成19年1月1日のタブロイド紙「サンケイエクスプレス」は早稲田大学特集で、その中で125年前の開校当時のことを伝えた「時事新報」の記事が載っていたので、紹介する。
 創立125周年を迎えるにあたって、開校当時の一端をうかがい知ることができる。
「南豊嶋郡下戸塚村の東京専門学校が一昨日開校式を行いたるが当日招きに応じて来会ありし人々は、主だった改進党員、改進党新聞記者、朝野の学士。式終わりたる後、同所の大隈重信君の別荘にて西洋料理の饗応あり。すこぶる盛会。」(10月23日号)

○新春早稲田スポーツの話題を二つ。
 第43回ラグビー大学選手権の準決勝が1月2日、国立競技場で行われ、早稲田大学と関東学院大学  
 がそれぞれ京産大及び大体大を破り、1月13日に6年連続の決勝対決となった。徐々に調子の上がってきた関東学院大とのFW対決が勝負の鍵を握っているとのことであるが、関東学院大を3タテにして早稲田の強さを示すと同時に、ぜひ3連覇を達成して貰いたいものである。
 1月2日、3日に行われた箱根駅伝で早稲田大学は6年ぶりにシード権を獲得した。往路では竹沢の快走で4位につけ、復路で順位を落としたが6位となりシード権を獲得し、渡辺康幸監督も「竹沢が4年になる2年後には優勝を狙う」と名門の復活に手応えをつかんだ。



原稿募集
 
 東稲ニュースでは、会員の原稿を募集しています。内容は、エッセイの他、絵画、写真、陶磁器・人形の創作、詩、短歌、俳句等、本紙上で発表出来るものなら何でも結構です。また、最近読んで感銘を受けた本の感想、得意料理のレシピ等もお寄せ頂きたいと思っています。東稲ニュースに発表することで本紙をより身近に感じて頂けたら有難いことです。東稲ニュースに掲載されたい方は、東稲ニュースのタイトルの所にあるメールアドレスにメールして頂くか、編集委員の誰にでもかまいませんのでご連絡下さい。
 現在の編集委員は菱山、神田、松崎(博)、鮎貝、森田、井坂、平山、河村、塚越の各会員です。



(編集後記)○東久留米稲門会会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。さて、お正月のテレビといえば駅伝とラグビーでしょう。編集子も1日から3日まで駅伝を見ていました。今年の早稲田は竹沢という素晴らしいランナーが出て、6年ぶりにシード権を獲得することが出来ました。また、ラグビーも京産大に勝ち、6度関東学院大と決勝戦を戦います。相手を粉砕して是非3連覇を達成して貰いたいと思います。○今年は亥年です。亥年は大きな変革の前兆の年といわれています。来るべき大きな変化に対応できるようしっかりと身の回りを固めておく年かとも思います。"亥の文字のはみ出すほどの年賀状"○この1年毎号原稿募集の記事を出して来ましたが、投稿がありませんでした。東稲ニュースは会員全員の参加によって作っていくものだと考えています。今年は編集委員の方から会員の皆さんに投稿をお願いして紙面を充実していきたいと思いますので、よろしくお願いします。(井坂)