電子版

第35号
早稲田大学東久留米稲門会
  
   平成19年7月10日
   発行責任者  市川 英雄
   編集責任者  井坂 宏

   e-mail: w_higashikurume@nifty.com
    http://homepage2.nifty.com/35292/

会の告知板

 7月18日(水) お誕生会    17:30〜 東久留米「鮮乃庄」
                   (本号 東稲広報室参照)
 7月19日(木) 映画鑑賞会   市民プラザホール
            題名「お熱いのがお好き」   (別途案内チラシあり)
 7月25日(水) 武蔵野の野膳懐石を味わう会 東村山「草門去来荘」
                        (別途案内チラシあり)
 7月28日(土) カラオケを楽しむ会  18:00〜  滝山シダックス 

                         (別途案内チラシあり)
  8月 5日(日)    役員会     13:30〜    成美教育文化会館
  8月15日(水)    お誕生会    17:30〜    東久留米「鮮乃庄」
                                (本号 東稲広報室参照)



[大学・校友会関係]
○早稲田大学創立125周年記念募金
5月末現在125人の方から寄付金@2,000円、計250,000円が納入された。125周年記念式典の行われる10月以前に大学へ寄贈する。なお総会決議の寄付金300,000円は6月22  日に松崎副会長、神田幹事、森田会計幹事が大学へ寄贈した。
○平成19年度稲門祭
福引き販売は当初の割り当て70枚を完売し、さらに10枚を追加し80枚を販売した。 会員の皆様のご協力に感謝。
○西東京稲門会総会
5月20日(日)に開催され、約50人が出席した。当会からは菱山副会長、平山事務局長が出席した。
○東久留米三田会第5回定時総会
5月20日(日)成美教育会館にて開催された。東久留米、西東京、国分寺の3市長のパネルディスカッションがあった。改選期に当たり佐藤柳次郎氏が会長に選出された。
当会からは鮎貝、森田両幹事が出席した。
○三多摩支部北ブロック七稲門会(ブロック長小平稲門会会長西村弘氏)会議
6月1日(金)東伏見校舎79号館で開催され、当会から平山事務局長が出席した。「地域から125フェスティバル」の一環として映画「ゼロからの風」を上映することが提案された。
その後、小平、西東京稲門会が幹事になり清瀬、東村山、福生、あきる野、東久留米七稲門会の共催で9月1日(土)、「ルネこだいら」で「ゼロからの風」を上映することが決定した。チケットは1枚1,000円で当会には100枚が割り当てられた。チケット販売に協力願いたい。当会の実行委員は松崎副会長、塚越幹事。
○近隣稲門会より総会などの出席要請が多く寄せられるが、当市隣接稲門会のみ出席し、他はこれまで通り欠席させて頂くことで、役員会で了承した。




[広報関係]
○「杜の西北」について、来年度の発行は3月1日とし、全10頁うち4頁をカラーとすることにした。
○各種行事の開催案内をホームページ上でも見られるように、案内チラシの原稿をホームページ担当の松崎幹事に送信することにした。
○平成19年度名簿は7月10日発行の東稲ニュース35号と一緒に配付する。



[会の報告]
○5月の東稲ニュース配付時に1969〜1974年卒業の市内在住校友70名に、入会勧誘の案内と振込票をポストマンにより配付した結果、5月末までに1名の入会があった。

○映画鑑賞会
  「アフリカの女王」 6月1日(金)午後2時〜  成美教育文化会館グリーンホール
 昨年8月上映した「ひまわり」が平日の猛暑のなか、満員札止めになり多数のお客さまを帰したという反省があり、さらに回を追うごとに増えつづけるため、市民プラザのキャパシティに限界を感じました。そんな中成美教育文化会館から、同グリーンホールを使って共同での上映会の提案があり、前帆角会長等の努力があって会場の設備点検、試写を経て実施することになりました。

(グリーンホールはほぼ満員になった)
当初はM・モンローの「お熱いのがお好き」を予定していましたが、会場が変更になり、教育と名のつく会館の第1回上映作品がマリリンモンローでは相応しくないと判断、急遽地味ではありますが、「アフリカの女王」に変更しました。 会場変更による動員に心配がありましたが、危惧にすぎず過去最高の230〜240人の来場があり、大盛況でした。
 映画は第1次大戦下の独領東アフリカ。 勝ち気な宣教師の妹ローズ(K・ヘップバーン)と、おんぼろ蒸気船「アフリカの女王」の酔っ払い船長(H・ボガード)が、ドイツ砲艦撃沈に挑む。スリリングな追跡劇に加え、2大スターの掛け合いが最高に楽しい名作で、お客さまも満足していただきました。
 名匠J・ヒューストン監督の最も油の乗りきった時期で、撮影の名手J・カーディフを得て素晴らしい映像に仕上げました。次回は、M・モンローの「お熱いのがお好き」(7月19日−市民プラザホール)9月は成美教育文化会館で0・ヘップバーンの「マイフェアレディ」を予定しています。





○第22回ウォーキングを楽しむ会
  平成19年4月30日(月)昭和の日の振替休日、朝8時50分に東久留米駅改札口に集まった。連休の谷間なのによく大勢の人が集まり、総勢で30名になった。天候は雲一つないよく晴れた暑い日でした。多摩モノレールの北端にある上北台駅で下車し、芋窪街道を通り新緑の狭山丘陵の雑木林を歩いている時ウグイスがまるで私達を迎えているかのようによく鳴き、暑くてぐったりしているのですけど、気持ちを慰めてくれました。

今までの最高30名の参加者があった

所沢での打上式
大曲を右折して渡辺酒造所を左折し、武蔵村山第三小学校の前を通り真福寺に行った。そこにはシャガの花がきれいに咲いていた。じっくり眺めました。シャガといえば捨我という字が思い浮かびます。つまり捨我得全であります。私達は我を捨てることによって全を得ることである。
とてつもない大窮地に陥った時に一切を投げ打って、捨ててしまう。地位も、名誉も、財産も、生命も捨てて、思いも寄らぬ
好結果が得られると古人は教えています。シャガはアヤメ科常緑多年草で、山地の陰地斜面などに群生しています。高さは30〜60センチメートルで厚くて光沢のある剣状の葉をしており、花はアヤメに似るが小型、白色で紫斑があり、中心は黄色であります。漢名は胡蝶花であります。          それから真誠山心教院龍の入不動尊にぼけ除け不動明王の像がありました。私達は年をとってくると忘れっぽくなり、ついつい頼みたくもなりますね。
帰りは武蔵村山に出て所沢に行き、ステーションビルのレストランで打ち上げ式をやりました。みんな和やかな団らんの一時を過ごしました。本当に楽しかったです。
(服部雄吉記)



○東京六大学野球早慶戦観戦会
 6月2日(土)に開催した。参加者2名。優勝をかけた一戦であり、斎藤佑樹人気でチケットが入手困難と回避したのが理由か。


○第23回ウォーキングを楽しむ会
6月17日(日)、総勢17名、今回の探訪テーマは「染井公園から飛鳥山公園へ」。

コンドル設計の旧古河邸をバックに
 平成15年6月15日、第1回ウォーキング「水元公園と江戸川堤散策」(14名参加)以来満4年、かなりのハイペースで開催されていますが欠かさず参加しています。コースは、巣鴨駅→染井吉野の碑→とげぬき地蔵→本妙寺→慈眼寺→染井霊園→染井神社→妙義神社→旧古河庭園(昼)→平塚神社→滝野川神社→七社神社→飛鳥山公園→音無親水公園→王子神社→     王子稲荷→名主の滝公園→王子駅前(反省会)。 このコースの旧古河庭園から後半は訪れたことも無かった為か印象が深い。武蔵野台地の傾斜地を巧みに利用した明治の元勲・陸奥宗光の別邸である旧古河庭園、八代将軍徳川宗光の鷹狩の場で後、明治の大実業家・渋沢栄一の邸宅となった飛鳥山公園、音無親水公園、名主の滝公園には数多くの滝や池があり昔から湧水が豊富であったと思われる。渋沢栄一が王子製紙を設立したのもこの豊富な水を利用する為だったろうか。 今回で都立の庭園9ケ所は全て訪れたことになり、東京はまだまだ緑が多いと実感することが出来ました。来春はゆっくり桜の飛鳥山公園へ行こうかと思っています。しめくくりの反省会は王子駅前、宴たけなわの頃、早稲田大学「全日本大学野球選手権」に33年振りに優勝!の報に最高潮、暑さもひとしおであった。               (松ア 博記)


○帆角前会長の慰労会
 帆角前会長の3年間のご苦労と献身的な努力に感謝し、慰労しようと、幹事・部会長有志17名が6月26日(火)18:30東久留米「鮮乃庄」に集まった。東久留米稲門会設立の裏話から、これからの稲門会のあり方にまで話が弾み、名残を惜しみつつ20:30すぎに散会した

 

[部会報告]
○俳句部会
 8月以降の開催日 8月11日、9月9日、10月14日〜15日(稲取吟行)、11月10日、12月15日


○書道部会 
 11月16日(金)〜18日(日) 成美教育文化会館ギャラリーで作品展の開催を予定している。


○太極拳の集い
 毎週土曜日、成美教育文化会館ギャラリーで開催している。毎回平均17名の参加がある。


○第23回ウォーキングを楽しむ集い
 平成19年4月30日、トトロのふるさと狭山丘陵南麓の里山を楽しんだ。詳細は次号に掲載


○ゴルフ部会
 6月8日(金)三田会との対抗戦を玉村GCで開催する。





部会だより


女性サークル

今年度第一回の例会を、6月18日(月)磯久において開催しました。前半では今年度の活動について話し合いを行いました。後半12時半より、安宅さん、高橋さん、帆角さんの3人の元会長さんを昼食にお招きし、ご苦労をねぎらうとともに親睦をはかりました。これは初めての試みでしたが、東久留米稲門会の設立当時の思い出話や女性サークルの歴史などに話が弾み、午後のひと時はあっという間に過ぎていきました。今回は皆さんの日程が合い、元会長さん達3名、女性サークル会員は新入会員の佐藤さんも加わり11名、合計14名の楽しい昼食会となりました。
*今年度の活動予定
@ 11月15日(木)都営大江戸線 中井駅から徒歩6分の林芙美子記念館を訪問します。500坪の敷地内の庭は、紅葉が美しいそうです。
A来年2月~3月頃 可能であればホームコンサート、そしてその後昼食あるいはお茶の会の予定です。
                         (山岡恭子記)



散策山歩き部会
5月26日(土)、前日夕方まで降った雨の影響もなく快晴の朝、8時36分の電車で、ゆったりと座って、「武蔵横手駅」で下車。一同、山登りに備えて準備体操をし、一路、「五条の滝」を経て
「北向き地蔵」へ。青空にまぶしいくらいの青葉若葉のなか、夏みかん等、柑橘類の花が満開の為、山全体がその薫りで一杯でした。「ユガテ」の林の中で昼食をとり、その後東吾野迄歩いて帰途につき、途中「所沢駅」で下車し、慰労会を致しました。参加者12名。
   (安次峰 暁記)


ゴルフ部会
第7回東久留米稲門会/三田会懇親コンペは6月8日群馬県の玉村ゴルフ場で当会8名、三田会12名参加のもと開催されました。当日は我々のコンペが終了直後、猛烈な雷雨に襲われゴルフ場はクローズ。本当にラッキーでした。
 競技は個人戦は三田会菊地さんがグロス72、ハンデキャップ0、ネット72で完璧な優勝、またネット上位4人の合計スコアーで競う団体戦も三田会290ポイントに対し稲門会は300で大差で敗れ通算成績は6敗1勝となりました。玉村ゴルフ場での過去2回の対抗戦の団体ポイント平均は両会とも300だったことからして稲門会はそれなりに健闘したが、相手が素晴らしく良かったといえます。今回稲門会参加者は上原さんグロス83、初参加の小野泰右さんが同84、太田さん90、白石さん
及び藍原さん92、森本さん93、帆角さん、伊東でした。夕刻志乃での表彰式はグロスパープレーの優勝者がゴルフ上達のポイントを熱心にアドバイスされ、みな敬意をもって聞き入ったり(写真)、にぎやかに懇親を深め秋の再会を約してお開きとなりました。本年秋も2回ゴルフ会を計画しております。多数のご参加を期待します。 (伊東毅記


囲碁部会
 6月9日(土)、恒例の「第7回オール早稲田囲碁祭(首都圏)」が市ヶ谷日本棋院本院2階大会場にて盛大に執り行なわれた。

熱戦の東久留米チーム
 参加チームは50(1チーム5人編成)、これに個人戦、現役学生の応援等を加えると、参加者は270〜80名になり、終日熱気につつまれた一大イベントであった。
 大会は、例年通り無差別クラス、ランク順にA〜Fの6ブロック(1ブロック8チーム)、級位者個人戦に別れ熱戦が展開された。
 当部会からは、Aクラス、Eクラスに各1チーム、個人戦に1名、西東京チームに応援1名の計12名が参加。戦績はAクラス2位、Eクラス3位、級位者個人戦は全勝優勝と大健闘であった。大会終了後、西東京チームも参加して近くの私学会館にて反省会を行った。
 話は前後するが、大会開会の宮崎会長の挨拶で早大現役囲碁部の活躍が紹介され、会場は大いに盛り上がった。
(昨年の全国制覇、本年の春季関東学生リーグ優勝)
             (辰巳徳蔵記)


俳句部会
5月26日(土)  13時30分〜16時   中央公民館
      

兼題  「麦秋」、「草笛」、「当季雑詠」
 高得点句
  麦秋の穂波に風の形かな      松田 博雄
  麦秋を「かっ」と見据える不動明   川俣 栄一
  麦秋や我が青春の小津映画     大久保泰司
  村老爺鍬の手で吹く草の笛     川俣 栄一
  母と来しなじみの老舗柏餅     太田 千雪
  神殿の廃墟に無心罌粟の花     安宅 武一
  どこからかカレーの匂ひ五月晴    神田 尚計
  新緑をはじきとばして草野球    馬場 清彦





〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜

               55年振りの同窓会     
                                 矢部不三雄(27年教育)
 2001年の早稲田大学ホームカミング・デーに卒後50年クラスで出席、これを機にクラス会をやろうと云うことになり、一昨年の11月20〜21日、信州の松本に6名が集合しました。
1947年入学当初は(4年制)高等師範部でした。まだ焼け跡だらけの東京で、私は進駐軍の将校宿舎にボーイとして住込み、将来の設計図など全くゼロでしたが地方から上京してきた学友の大部分は故郷の教育界で働く、という確たる目的を持っておりました。みんな素朴で努力家でした。

野球大会 S26.6.30前列向かって右端が筆者

ある日、A教授が「アルバイトしている人は?」と聞くと50数名の殆ど全員が手を挙げました。バイトは大部分が宝くじと南京豆売りでした。約3尺四方の組立て式台で、吹きさらしの路上に、日なが立ちんぼして売る学生さんの姿は当時、東京のどこでも見かける風景でした。少ない収入の割りには、ずいぶん厳しい仕事でした。終戦直後、誰もが極めて少ない収入で生活を支えていた時代に、東京の大学にいる息子に仕送りをする親御さんもたいへんなご苦労だったと思います。
旧制中学卒業で入った高等師範部は四年制でしたが、その後新学制度により教育学部に変わって5年在学となりました。もちろん4年で卒業も出来ましたが、当時それぞれの事情で、「一年延期」の選択には誰もが深刻に迷ったことと思います。半世紀余の星霜を経て一堂に会し、積もる昔話を楽しく語り合いました。本年齢77才、私だけ海軍に寄り道をしてきたので3コ上の80才‥‥できたら今年も55年振  りの同窓会を開いて、みんなで都の西北を合唱したいと思っております。

窪田章一郎教授の短歌会 S26.2.12
 中央が窪田教授、後列右端が筆者

松本開智学校の前で H17.11.21左端が筆者



東稲広報室









臼田さんの作品 悲しみの聖母(ピエタ)
○当会元会長、安宅さんが東久留米奇術協会"マジックボックス"の会長であることは皆さんご存じでしょう。6月10日に中央公民館において、その15周年を記念するショウがありました。時折のかなりの雨にも大勢の観客で一杯の大盛況、そして大盛会でした。当日同館内では当会の書道部の例会も行われていましたので、皆 筆を置き会場へ向かいました。安宅さんはこの日「多曲多」の芸で黒い箱を見事に操り、観客を魅了してくれました。最後のご挨拶に立たれた安宅さん、まだまだと謙遜されながらも満面の笑みを見せてくれました。幼稚園、保育園、老人ホーム、市の行事とボランティアとして廻るのに忙しい安宅さんと会員の皆さんを心から応援したいと思いました。
「安宅さん、マジックボックスの15周年おめでとう」
        (菱山房子記)


○"くるめフォトサークル"の写真展が6月23日から中央公民館で開催されました。当会会員の臼田さんは毎年この写真展に出展されてきました。今年は7点もの力作を出展されました。
 毎年必ず伺うという訳ではないが、今までになく特に立派な作品が並んでいると思いました。平凡な普通の景色が情景として、それぞれ「伝えるもの、語るもの」を豊かに感じさせてくれる作品でした。 海外、国内と作品はさまざま、会員の皆さんは撮影を目的に旅行を楽しまれています。数人のグループに取り囲まれては説明や質問に答えるのに大忙しの臼田さんは、話題が尽きない様子。当会でも皆スナップ写真を撮って、配ってくださる方が多いのですから、私は「当会にもこんな写真のグループが出来ると良いな」と。

                   (菱山房子)



○お誕生会をやろう!
この催しは東村山稲門会などが実施していて大変好評とのこと、会員の誰もが自分の誕生月に参加資格があり、毎月第三水曜日17:30に東久留米駅前の「鮮乃庄」で開催、参加費3,000円、ちょっとしたプレゼント付き、先ずは7月生まれの方7月18日(水)にご集合下さい、次は8月生まれの方で8月15日(水)です。なお役員は誕生月に関係なく参加できます。
参加ご希望の方は3日前まで事務局平山宛ご連絡下さい。 TEL&FAX 473−3289

○訃報
 以下の2名の方が亡くなられました。謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
 清水芳石さん(46年 教育)   平成19年3月逝去
 氏田 寿さん(31年 文)    平成19年5月6日逝去  

○以下の5名の方が新しく会員になられました。
  後藤 秀作   大島 勝典   加藤 義雄   梶井 琢太   佐藤百合子