電子版

第49号
早稲田大学東久留米稲門会
  
   平成21年11月10日発行
   発行責任者  平山 正徑
   編集責任者  大島 勝典

   e-mail : w_higashikurume@nifty.com
    http://homepage2.nifty.com/35292/



会の告知板
  11月11日(水)   ゴルフ部 三田会対抗戦   玉村ゴルフ場
  11月18日(水)   お誕生会(11月生まれ) 17:30〜 東久留米「やる気茶屋」
  11月20日(金)   映画鑑賞会 「慕情」 14:00〜 成美教育文化会館
  11月20日(金)〜22日(日)   書道部 第5回作品展 成美教育文化会館
  11月23日(月)   ウォーキングを楽しむ会(新橋/東京) 9:00 東久留米駅2階改札口
  11月23日(月)   ラグビー観戦会 早慶戦 秩父宮ラグビー場
  11月26日(木)   グルメ部会 大江戸博物館とチャンコ鍋 13:30 東久留米駅2階改札口
  12月5日(土)   散策山登りの会  紅葉の鎌倉ハイキング 8:00 東久留米駅2階改札口
  12月6日(日)   第5回役員会 13:00〜 市民プラザ(市役所内)
  12月6日(日)   講演会    東久留米市の歴史と文化 15:00〜 同 上
  12月6日(日)   役員、歴代会長、部会長忘年会 17:30〜 川ふじ
  12月6日(日)   ラグビー観戦会 早明戦 国立競技場
  12月16日(水)   お誕生会(12月生まれ)  17:30〜 東久留米「やる気茶屋」
  12月23日(水)   芸術鑑賞会 ハンドベル演奏 ルネこだいら
  12月26日(土)   カラオケを楽しむ会 18:00〜 清瀬「シダックス」
  1月8日(金)    東稲ニュース印刷 17:00〜 中央公民館
  1月20日(水)   お誕生会(1月生まれ) 17:30〜 東久留米「やる気茶屋」
  1月24日(日)  平成22年新年会 18:00〜 成美教育文化会館
  4月18日(日)   平成22年度定時総会 14:00〜 成美教育文化会館

[大学・校友会関係]
  11月8日(日) 東京三多摩支部大会 18:00〜 京王プラザホテル八王子
              平山、菱山、井坂、安次峰、高橋、森田、
  11月14日(土) 東村山稲門会定時総会 14:00〜 菊水ホール 平山、井坂
  11月14日(土) 清瀬稲門会定時総会 14:00〜 清瀬生涯学習センター 菱山、竹山
  11月24日(土) 小平稲門会定時総会 14:00〜 ルネこだいら  井坂、安次峰
  11月27日(金) 第5回東京23区、三多摩合同会長懇話会 18:00〜 「西北の風」 平山


[会の報告]
 ○恒例の秋の催しは10月10日(土)成美教育会館大研修室で実施することになりました。
 ○稲門祭(10/18)の三多摩支部模擬店に昨年同様福田会員によるバオバブせんべいを出店。
 ○当会より稲門祭ふるさと賞として清酒「ひがしくるめ」7本を提供する。
 ○早稲田祭2009(11/7〜8)に10000円を寄付(プログラムの広告費見合)。


当会主催の講演会にお出掛け下さい。 
12月6日(日)15:00〜 市民プラザ
 演題:「東久留米市の歴史と文化」 講師:山崎 丈氏 
東久留米市教育委員会教育部生涯学習課 
課長補佐兼文化祭係長 郷土資料室学芸員

書道部第5回作品展もご覧下さい。 
11月20日(金)〜22日(日)成美教育文化会館
書道部員が2年に1回渾身の力作を展示いたしました。
ご来場お待ちいたしております。

 

○ホームカミングデイ・稲門祭

バオバブ煎餅の福田さんとその仲間達
10月18日(日)晴天の下記念会堂にてホームカミングデイ式典が開催され、当会から鮎貝、藍原、平山、高橋(哲)が参加しました。その後の稲門祭では橘、藍原両実行委員がこの一年間、記念品販売やその準備、当日は朝から夕刻まで稲門祭運営の役割を果たしていただきました。福田会員には昨年続き三多摩ブースにバオバブ煎餅を出品し300袋を完売いたしました。キャンパスは終日溢れんばかりの校友や学生達の熱気で覆われておりました。福引は景品の自動車、海外旅行の当選者は当会からは出ませんでしたが沢山の方々にご協力いただきました。改めて御礼申し上げます。                                       
(平山正徑記)


○「秋の旨いもの会」

最後は大島さんのハーモニカで校歌斉唱
 10月10日(土)成美教育文化会館で30名の参加を得て開催、安宅初代会長の挨拶に「2500円で今時分旨いものが食べ放題、飲み放題というのは何処にもない」と話されましたが正にその通り、鮨、サンドウィッチは調達したものの、今年は不作で貴重な丹波の松茸焼き、それをふんだんに炊き込んだ松茸ごはん、この日のために釣ったふぐ鍋、プロが打ったかと見紛う蕎麦、人気のおやき、素朴なじゃが芋料理佐渡のイカ一夜干し、ソーセージ、マリネにお新香等々その上飲み放題でしたから参加者の評判も上々でした。また渡辺真司幹事による進行は途中クイズや佐渡の納見さんの紹介など盛り上げていただき校歌斉唱して幕を閉じました。ご協力いただいた皆さま、奥さま に心より感謝申し上げます。           
 (平山正徑記)


[部会の報告]
○映画鑑賞会
映画フアンの多くの方が、大好きな映画の一つとして今回上映の「慕情」を挙げると言う。 アカデミー賞の受賞作品として不滅の悲恋物語ともいわれる名作である。 主題曲の「恋は素晴らしきもの」のメロディは、映画音楽史上代表的な名曲であり、この映画を更なる名作として仕立てている。
1955年と言えば第二次世界大戦が終わり、日本では街にテレビがぽつぽつ出始めた頃である。 この映画は、その頃の朝鮮戦争時代の香港を舞台として繰り広げられている。 ヒロインのハン・スーイン医師はイギリス人と中国人のハーフであり、その夫は中国国民党の将校で戦死しており、未亡人で恋に落ちるイギリス人特派員記者マーク・エリオットは、従軍し朝鮮戦争で戦死する。この時代の背景を思うに、これを単なる恋愛映画としてではなく、歴史的事実や記録として観ることも一つの視点となろう。
香港島のパレスベイの美しい風景、甘美といわれる物語、主題曲も存分に楽しんで頂きたい。
さてこの映画鑑賞会は、私達稲門会の皆様が楽しむためであり、また市民の方々への奉仕活動ともなっています。毎回市民の方々には、喜ばれてグリーンホールは満席に。当会の皆様にも是非ご来場いただき、ご鑑賞頂くと同時に有志の方は、受付け案内など参加して頂きたいと思います。
   日時:11月20(金) 午後2時〜 
 場所:成美教育文化会館 グリーンホールで皆様のご来場をお待ちしています。
                                                          (菱山房子記)


○お誕生会に参加して

 9月16日(水)のお誕生会に初めて参加させて戴きました。よく考えてみると自分の「誕生会」などは、久しく経験したしたことがありませんでした。私は当日仕事の都合で「やる気茶屋」へ駆けつけたのが5時35分でした。到着すると早速大島さんのハーモニカ演奏で「Happy Birthday to you」と祝って戴き大変感激いたしました。また、尺八歴30年の平岡さんの音色に秋の気配を感じ、しばし世の喧騒を忘れる思いがいたしました。私はこの誕生会で71歳を迎えましたが、昭和54年に第2文学部へ学士入学で3年生に編入学し、56年に卒業いたしました。当時の私は42歳仲間達は22歳で20歳の年の差がありました。今では彼らも51歳ですから年齢差が次第に近くなってきました。あと10年もするとクラス会に出ても「違和感」?が無くなるのではと思っております。年下の同級生がいることは大変楽しいことです。
私は昭和48年24歳の時に経営コンサルタントの草分けといわれた田中要人先生(1900〜2001)に師事して人材採用コンサルタントになりました。翌年東京オリンピック、新幹線開通を控えて日本中が好況感で沸き立っていました。全国どこも超人手不足でした。そこで田中先生が「賃金コンサルタントはたくさんいるが人材採用コンサルタントはいない」「おまえそれの先駆けになれ」とアドバイスを頂き、この道を進んだのがラッキーでした。お陰様でこの道47年ということで、古参の部類に入るようになりました。まだ、顧問、役員をつとめる会社が20社ほどありますので、80歳までは頑張りたいと思います。また来年も「お誕生会」へ参加させて頂くことを楽しみにしております。有難うございました。
                                        (酒井正敬記)

愉快な話で大いに盛り上がりました

10月は高橋さん、河村さんがお誕生日


○第32回ウォーキング(第7回山手線巡り・品川〜新橋)
9月23日(水、秋分の日)さわやかな秋日和の一日、総勢21名(内女性8名)の参加を得て
「山手線巡り・品川駅〜新橋駅」のウォーキングを行なった。9時東久留米駅に集合し、西武線普通電車にて池袋へ。池袋駅にて1名の方がはぐれてしまうハプニングがあったが、何とか山手線にて品川駅で下車しウォーキングを開始した。東禅寺を経て泉岳寺へ。泉岳寺では忠臣蔵で名高い大石内蔵助以下四十七士の墓地を参拝し、彼岸の中日でもあり皆で線香を供えて義士の心に思いを馳せた。「おしろい地蔵」のある玉鳳寺では、赤い曼珠沙華がちょうど真っ盛りで秋の風情が感じられた。
  次に慶応大学三田キャンパスに入った。キャンパスは緑が多く落ち着いた感じがした。祝日のせいか学生はほとんど見られず、幸い木漏れ日の下に円テーブル、椅子が数組ある場所を見つけ、そこで昼食をとった。雑談しながらの野外での食事は心和むものだった。
 そのあと愛宕山の愛宕神社を参拝した。愛宕山に上るに際してエレベーターで上る人、らせん階段の人、急勾配の石段を上る人と3方向に分かれた事により、頂上の神社での全員集合が出来なかった事が今後の反省点である。 浅野内匠頭の切腹の地跡の立て札を見た後、JR新橋駅に2時半ごろ到着し解散した。約7km、3時間のウォーキングで全員楽しく無事完歩することが出来た。そのあと駅近く居酒屋にて打ち上げを行ってウォーキングの疲れを癒した。                        
(森田 隆記)

このあとお線香を手に四十七士の墓を参拝

慶應三田キャンパスで昼食椎の実も拾った


○書道部会 第11回錬成会
平成21年9月5日、6日の両日、1泊2日の日程で恒例となっている練成会が箱根仙石原で開かれました。参加者は総勢8名(現地にて参加1名を含む)で東久留米駅前から、それぞれ割振られた自動車に乗り、東名高速を利用して御殿場ICから箱根に向かいました。
当日は9月に入ったとは言え、まだまだ暑い日でありましたが、交通渋滞の影響もほとんどなく、お昼頃には箱根仙石原に無事到着。昼食を取ったあと「箱根湿生花園」にて集合写真を撮り、秋の七草を見ながら園内をゆっくり散策、箱根の自然を十分に堪能しました。
午後3時から宿泊所(某保養所)に到着、とりあえず箱根の湯に浸かり、旅の疲れを癒し、練成会第1部がスタート。各人が持参した「市民文化祭」参加作品(未完成の物を含む)を室内に展示。作品についての完成度を極めるために、自由に意見を出し合うことから始まりました。
午後6時からは、参加者全員による懇親会が開かれ、最高級の美味しい料理と美酒を堪能することができ、楽しい時間を過ごすことができました。
懇親会終了後部屋に戻り、練成会第2部がスタート。有志が持参した銘酒を飲みながら時を忘れて、作品の講評さらには人の生きざままでに話が及び、まるで学生時代に戻ったような気持ちになりました。翌6日晴天。朝食後、練成会第3部スタート。参加作品について、武藤先生から講評と作品完成への指導・アドバイスを頂き、練成会は無事終了。10時に宿泊所を出発、参加者全員でポーラ美術館に展示されている「肖像の100年」(ルノワール・モデイリアーニ・ピカソ)を見学しましたが、その完成度に感銘を受けました。その後、有名な富士屋ホテルのレストランで豪華な昼食を頂き、帰路に着きました。箱根の雄大な自然と偉大な芸術家の絵画に触れ、作品への創作意欲が大きくなった練成会となりました。
(片岡 洋記)

市民文化祭用の作品を仕上げほっとひと息


○囲碁部会
 9月27日(日)「稲穂会」が新学生会館(記念会堂裏)で行われました。この日は例会日と重なったが、苅草、小仁井両氏が当部から出場した。10月23日(金)には早稲田囲碁界の幹事会が校友サロン(早大タワービル16階)にて開催され、小仁井氏が代表で出席した。席上12月5日(土)に「オール早慶囲碁祭」が行われる旨の連絡があり当部会には6段以上2名と幹事役1名、計3名程度の出場依頼があった。
恒例の囲碁合宿は、11月28日(土)〜29日(日)に決まった。場所は好評だった昨年と同じ奥秩父の囲碁の宿「越後屋旅館」である。現在参加者10名(内西東京稲門会から1名)で、対局方法については検討中である。昨年の大会終了後の決定事項として、上位の人、即ち苅草、小仁井の各高段者に土をつけた者には「金星」として金一封を進呈するので、お互い大いに頑張りたいものである。
(辰巳徳蔵記)


部会だより

俳句部会
    平成21年9月20日(日)      第111回句会         関口芭蕉庵
 今年の秋の吟行は例年より1ヶ月早めて、飛び切りの好天に恵まれた9月20日、神田川を挟んで早稲田キャンパスの対岸にある新江戸川公園周辺を舞台に開催した。シルバーウィークと重なったせいか、参加者は男性ばかり13名。桜並木の続く川岸の歩道から公園、椿山荘の庭園や胸突坂、関口芭蕉庵と聖マリア大聖堂等々。句材が多すぎても目移りばかりして句作に苦労する。
句会場は関口芭蕉庵の座敷を借りた。神田川沿い、胸突坂の入口にあり1677年から4年間、松尾芭蕉が神田川改修工事に携わった頃居住していた跡地とされる。園内には樹木多く、池の畔に「古池や」の句碑がある。
                                        (三田畔巣記)


       高得点句
神田川落葉筏のゆっくりと        馬場清彦
洞窟のマリアに秋の燭点す          松尾良久
木食の愛でし水鉢秋映す           大久保泰司
木漏れ日を蕊に集めて曼珠沙華         松尾良久
神田川三畳一間も天高し          大久保泰司
同じ秋東京と江戸神田川           馬場清彦
古池にみずひき添えて下屋敷            比護喜一郎
俳聖も水道工よ赤とんぼ            桜庭 明
天高し胸突坂の芭蕉庵                松田博雄
曼珠沙華朱に魅せられし黒あげは          安宅武一
蒼天の胸突坂や大銀杏              神田尚計
千草踏み細文字美しき碑にまみゆ      三田畔巣



余計なことは考えずひたすら専心

それぞれの構想を胸に良い仲間です


 平成21年10月18日(日)     第112回句会     男女平等推進センター
  兼題  「名月」  「コスモス」
     高得点句
間引き菜の箸に優しき朝餉かな            三田畔巣
漉き上がる越前和紙や竹の春          河村洋子
名月や縁にもうけし白寿の座            松尾良久
名月を池に落として興福寺             比護喜一郎
作務僧の肩に一会の秋の蝶               神田尚計
屋根の上猫も月見かシルエット             馬場清彦
リハビリの人ありコスモス揺れる園          比護喜一郎
コスモスの花の向こうで「もういいよ」       安宅武一
豆腐屋の遠喇叭啼く秋の暮              川俣栄一





会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜


            少年時代と川遊び  
                       橘 優治(S41 商)


 今年は5月30日から6月2日の3泊4日サンモリッツ倶楽部(早稲田大学商業英語研究会のメンバー)全員そろい踏みの旅でした。角館、秋田、白神、不老不死温泉、斜陽館、五所川原の立佞武多、弘前城、津軽三味線の「ふるさとの響きあいや」奥入瀬の2時間ウォーキング、八食センターでの打ち上げと盛り沢山でした。大内君と私の故郷ツアーということでもありました。
大内君の出身校の秋田高校の訪問が印象に残りました。大内君の育った街の話を聞きながら秋田高校に到着。野球部員がランニングの最中にもかかわらず、我々に挨拶してくれたことです。まず感激。大内君が学んだ高校の場所と現在は違っているとのことでしたが、高台の市内から日本海まで一望出来るところでした。大内君が良く大学時代聞かせてくれた校歌が思い出されました。また大内君を育んだ秋田の風土、良き街、校風と納得がいきました。
俳句なども作りながら奥入瀬ウォーキングを楽しみました。十和田湖の子ノ口からバスで八戸駅にむかって帰途につきました。途中、六戸町を通り、偶然にも私の郷里、五戸町北市川を通りました。皆さんに、私の育った田舎だよとつい大きな声をだしました。本当にラッキーでした。この北市川村は私の両親が生まれ育ったところです。私も一年生まで過ごしました。太平洋戦争が激しくなった頃、練馬の豊玉(今の練馬駅から徒歩5、6分のところ)から故郷へ疎開して来ました。親父は自動車の免許を持っていたので、農協のトラックの運転を主に担当していた。幼稚園もない村でしたので、よく親父の車に乗せてもらい、農協の精米所が遊び場でした。仕事が終わると飲み会が開かれ、南部センベイ汁もあった記憶があります。その会では親父の仲間から優治うたっこ歌えとかいわれて歌って少し駄賃をもらったこともあると父から聞かされました。その頃から酒はちょっとずつ飲んでいたようです。
北市川と上市川の間に五戸川が流れていて大きな堰があり、そこで良く仲間と泳いで遊んだ。腹が減るとキュウリに味噌をつけて食べたことや、学校帰り五戸川の浅瀬を渡り土手を遊びながら帰ったことが思い出される。
小学校2年の時、八戸の近郊の桔梗野に移り、轟木小学校の分校に入学。3教室しかない分教場であった。1年生と2年生、3年生と4年生、5年生と6年生が一緒だった。小学校5年生になった時、ようやく各学年がそれぞれの教室におさまるようになった。学校から20分のところに大きな沼があり、ここでもよく泳いだ。また、自転車で4〜50分行ったところに市川浜があり、ここでも泳いだり、地引網を引く真似事をした。その真似事だけでもバケツ一杯のイワシを持たせてくれた。
親父もお袋も喜んでくれた。天気の良い日曜日は市川浜によく通った。イワシは我が家のおかずにもなったが、父の良き酒の肴にもなっていたようだ。大雪で近くの陸奥市川駅の駅舎が一部倒壊し、駅の近くの池の側に廃材が積まれていたので、仲間で筏を作り、冒険ごっこをして、トムソーヤ気取りで遊びまくった。私の少年時代は川・沼・池・海が私を育ててくれたようなものです。
小学校6年になる時、東京の練馬に引っ越す。そして近くの練馬の南町小学校へ転校、そこで初めて給食を食べた。小学校の水泳大会で1等になり、区の大会に出場。相撲も強かったので苛めに会わなかった。
中学時代は水泳部に入り、2年、3年とキャプテンを務めた。中学にプールがなかったので豊島園で練習させてもらった。費用はどうしたのか記憶がない。ビート板も工作室で自分で作り、練習に励んだ。シーズンオフはバスケット部やバレーの練習に参加させてもらい、バレー部の女性と仲良くなり、練馬の縁日を部員たちとぶらぶら楽しんだことも楽しい思い出です。少年時代の思い出を記しました。
いま我が家の近くを流れる落合川の清掃と遊歩道の木々の手入れ、草取りをする市民ボランティアに参加し15年になります。川もきれいになり、子供たちが川遊びや魚とりに興じてます。また清流を棲みかとする翡翠(かわせみ)も見かけ、カメラマンが行列するようになりました。昨年、落合川が平成名水百選に選ばれました。選ばれた理由は、落合川を分担している各ボランティアの活動の総体が評価されたとのことでした。この活動をずっと続けて行きたいと思っています。そして全国の川巡りもこれから自分の楽しみにして行きたいと思っています。
    夏川を越すうれしさよ手に草履        蕪村
    思い切り悪い子もゐる夏の川         福田甲子雄
    水馬(あめんぼう)や川底の影木馬なり   優治
    落合川おはぐろ蜻蛉まみゆけり        優治





ご近所まいうー店紹介 
           焼肉 「万開」
 東久留米に焼肉店は数あるが、ここの焼肉店はぜひ一度足を運んでほしい。中央町のケンタッキーを目印に、その並びの高松接骨院隣に小さな看板が目をひく焼き肉店がある。店内は椅子席と小上がりでせいぜい40席ほど。メニューはカルビ、ロース、ミノ、タンなど一皿700円〜で、どれも肉厚で盛りもよい。ここではやや値は張るが特上ロースをぜひ試したい。厚切りされた肉が6枚のって一皿2300円。決して焼きすぎず炙る程度で食べると一層おいしく軟らかくいただける。ほかにも3種のキムチ盛り合わせ1200円、特上ロース肉と同じ肉を使ったユッケ1100円も定番メニューだ。クッパ、冷麺などもあり、メニューによっては小サイズのリクエストにも答えてくれるアットホームな雰囲気も地元ならでは。週末は家族連れで賑わうので予約をおすすめする。
中央町2-7-13  Tel 471-8899                        (平山美晴記)
ボリュームたっぷり
左が特上カルビ
右が特上ロース


(編集後記)
●秋は人の心をざわつかせ、行動に駆り立てるのでしょうか。「ウォーキングの会」、「旨いもの会」、「俳句部会」等々、盛況だったようです。季節だけではない役員、幹事の方々を始め会員の皆様の熱い思いのエネルギーの結集に他ありません。清々しい冷気の中、物理的年齢を忘れたかのような会員の若々しさは稲門会をますます熱くさせます
●「核なき世界」を唱え、今年のノーベル賞に決まったオバマ大統領が来日します。普天間移設、アフガン支援など大きな懸案が横たわっていますが、期せずして広島、長崎両市が五輪招致する意向を表明しました。「東京」と違って理念がありインパクトがあります。原爆を人類に向けて投下した唯一の国の責任者としても、その両都市を視察してもらいたいと切に思う。その願いがかなうなら、「プラハ演説」をより色濃いものにすると信じるからです。
●いつまでもこのままでいて、とすがりつきたくなるようなこの季節。思いっきり躍動し羽ばたきませんか。キンモクセイの甘い香りが静かに燃えて円熟の秋です。            (大島記


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