4月27日(日)午後2時より成美教育文化会館で平成27年度定時総会を会員58名、並びに来賓15名の出席の下、開催した。
第一部の定時総会は、渡辺副会長の司会で開催、初めに4名の物故会員への黙祷をお願いしてから議事に入った。
安次峰会長より、来賓の紹介及び「20周年記念事業が成功裡に終了したことに対して謝辞、会員数について、早稲田大学の動向について説明し、総会・講演会・懇親会の順番が変わったことへの協力」の挨拶があった。来賓を代表して並木克己東久留米市長より「東久留米市の現況、財政の説明」を中心とした祝辞があり、また来賓の早稲田大学河口知己担当副部長からは、「鎌田総長の再選他、記念会堂の改築等大学の近況について」挨拶を含めた祝辞であった。
安次峰会長を議長に選出し、議事に入り、平成26年度の議事として、平成26年度事業報告(高橋事務局長)、平成26年度収支決算報告(伊東前会計幹事)、平成26年度収支決算監査結果報告(東海会計監事)の承認後、平成27年度の議事に入り、平成27年度事業計画及び平成27年度収支計画(高橋事務局長)、平成27年度役員改正案(安次峰会長)が提示され、承認決議を経て無事終了した。
第二部の文化講演会は、中村親方(元関脇琴錦)の「相撲道に学ぶ」で、開始前から親子連れ等が並び会場は、ほぼ満席で盛況であった。新聞、雑誌などでその人の生い立ち、人物評を読むよりも、本人から「生の言葉」で聞く話は、説得力が強く、また人柄も理解できる。それは、「親孝行したい」という気持ちがあったので、現役を永く続けることができ、また親方になってからもその気持ちは続いているという言葉に表れている。今年中に相撲部屋を立ち上げる予定であり、是非角界を背負って行く部屋に成長して欲しいと思った。
第三部の懇親会は、中村親方の講演の熱気さめる間もなく、役員会最年少、村上幹事の歯切れの良い司会で始まった。
安次峰会長から、東久留米三田会来賓の紹介の後、宮坂清瀬稲門会会長及び野崎東久留米三田会前会長の祝辞が終わり、恒例の安宅初代会長の乾杯で、歓談に入った。懇親会は和気藹々で進行し、新入会員の紹介があって、最後に大矢幹事の指揮の下、慶応「の若き血」と早稲田大学校歌「都の西北」の斉唱とエール交換し、最後まで懇親会に残ってくれた中村親方を激励、帆角第四代会長の中締めで終了する。