雑感−総会、新しい部会について−
                 高橋 勤会長  昭36年法卒 

 今年の総会は3月30日に盛会のうちに終わった。稲門会の年間を通して最大の行事は総会であり、その準備に相当のエネルギーと時間を割かれ、終了後に稲門会の年度の部会活動がスタートすることになるのです。季節も冬から春に移り変わり行動のシーズンになっています。しかし、例年総会は4月の中旬以降に開催されていたため、会や部会の行動の始まりが5月にずれ込み、6月には梅雨に入るために活動の期間が少なくなって、たとえば観桜会なども行っていません。総会は3月のうちに終わらせることが当会にとっては望ましいのです。年間を通して、季節的に行動の良い月は4月、5月で6月は梅雨となり夏は避けて、秋9,10月と11月は中頃までが適してます。今年は4月に入ると同時に、グルメ部会、山歩き部会、太極拳部会の桜の野外稽古(雨天中止)、俳句部会の吟行、麻雀部会等々目白押しに行事を開始しています。これも3月に総会を終了している結果だと思います。ちなみに来年の総会は会場の都合で4月4日(日)、成美教育文化会館1階の大ホールで行います。講演会は講師にテレビ朝日のコメンテイター川村晃司氏(会員48文)にお願いしています。


 今年新しく実行される本部行事としては、都内・近郊のウオーキング会と16ミリ映画の映写会があります。ウオーキング会は、誰でもが歩ける平易な所を散策するもので、出来るだけ多くの会員に気軽に参加していただくことを目的としたものです。季節に合わせて草花に接し、時には史跡や寺社を訪ね歩き、会員の皆様と親睦を図り、健康の保持につながれば幸いです。予定では隔月に開催し、5〜9キロ程度の距離を歩くことを計画しています。第1回は6月15日の「水元公園〜江戸川堤〜柴又帝釈天 散策の会」が決定しています。是非参加してください。
 映画の映写会については昨年11月に16ミリ映画の「鉄道員(ぽっぽや)」を開催しています。ただ現状は16ミリ映画は後退しており、ビデオにその地位を明け渡している状況です。今まで調べたところ、往年の懐かしい名画はビデオに多くあり、ビデオによる映写も検討し、これからの映写会に役立てたいと考えています。


 今、構想している新しい企画として「厨房を楽しむ会」(仮称)があります。四季折々の食材をもとに料理を楽しむわけです。「東稲ニュース」にも料理のレシピの投稿欄があり、ぜひ味わいたいものです。以前から蕎麦打ちの会、餃子の会など話題になったこともあります。皆様の賛成を得られれば会を立ち上げても良いかと思っています。


 会の基本となるのは部会活動です。会員の誰でも気軽に参加できる行事、部会を増やし、交流の場を作ることが組織の強化、会の発展につながるのです。今後共皆様のご協力をお願いいたします。