第8回総会 会 長 挨 拶    高橋 勤 36年法
   
 
本日はお忙しいところ、また雨で足元が悪いにもかかわらず東久留米稲門会の総会に参加していただき有難う御座いました。なお、本日は大学より副総長白井克彦様、総長室調査役大貫正雄様、また近隣稲門会の会長様並びに役員の皆様に参加していただき、高い壇上からではありますが、御礼申上げます。

 さて私、昨年に会長に就任し、いくつかの新しい事業を立ち揚げようと考えていました。この1年間で私が考え計画した、いくつかの事業は現在順調に動き出したと言ってよいかと思います。最初に手掛けた事業としては、東久留米稲門会のホームページを立ち上げることでした。幸い監事の松崎さんが立上げに努力されて、昨年11月3日に開設いたしました。ホームページは対外的に、本会の情報を外に向かって発信していく、重要な通信手段であります。会の行事、東久留米雑学塾の講演会の日程などを外に向かって発信して行くのです。

 2番目の事業としてホームページの開設に併せて「東稲ニュース」を発行することでした。「東稲ニュース」は比護副会長を中心に編集作成されて、隔月に発行されています。この4月に第5号が発行されました。「東稲ニュース」はホームページと両者一体となって相互に補完しあって、情報を発信していくのです。
 「東稲ニュース」は対内的な会員の皆様に対してニュースを提供していくのです。内容は会の行事のお知らせ、各部会の行事や活動報告、会員の随筆、会員の声、雑学塾の講演の要約、大学の情報等々です。会と会員、会員と会員との情報の広場となればと思っています。会員皆様の参加、投稿をお待ちしています。

 3番目には東久留米雑学塾の講演会を開始したことです。この雑学塾は各方面の講師をお招きして、偶数月の第一日曜日に講演会を行っています。地域社会にも広くPRして多くの市民の方々にも来ていただき、また市民の講師の人たちにも講演の場を提供して、地域社会に対しても文化的貢献ができればと思っています。雑学塾は帆角事務局長が責任者として活動しています。今回、坂本信太郎名誉教授の2回にわたっての講演の「川柳から見た江戸の庶民」の立派な講演録が1部、2部と出来上がりました。江戸時代の川柳187句が解説されています。また、早稲田大学体育局元講師で本会会員の馬場清彦さんの講演録「私の幻のオリンピック」も出来上がりました。この講演録3冊で実費500円でお分けすることになりました。後ほどお話があると思いますが皆様協力してください。

 次に4番目には部会を増やすことも重要なことと思います。稲門会の活動の基本となるのは部会活動です。部会の活発化、部会員の増強が組織の強化につながるものと思っています。従来からある6つの部会は安定した活動を展開していますが、昨年度はさらに太極拳部会、グルメ部会、郷土研究会がスタートしました。カラオケ部会も今年活動を開始しています。本年度も部会の増設には力も入れて行きたいと思っています。

 それと5番目にはポストマン制度を開始したことです。会の経費で一番支出の多いのは通信費なのです。経費の削減としてポストマン制度を導入したのです。当会の会員の皆様に配布する郵便物はポストマンが配達しているのです。この制度を成功させるためにも皆様のご協力が必要です。是非、手を上げて参加してください。

 本年度の当会の運営については、いま話してきました、以上5つの事業を着実に継続し、それらの内容をますます充実するよう努力することが大切だと思っています。

 ここで大学の125周年記念募金についてすこし触れておきたいと思います。東久留米稲門会は、この募金事業には全面的に協力していきます。当稲門会の募金への協力の方法としては、年会費に2000円を上乗せして、その2000円を募金の期間、大学に寄付してゆきます。今までで、当稲門会から大学への寄付は平成12年度は22万4000円、平成13年度は29万6000円を会員皆様の名義をもって寄付をしましたので、皆様のお手元にその領収書が届いているかと思います。この場をお借りして会員の皆様のご協力に改めて感謝と御礼を申上げたいと思います。

 最後にここで報告したいのは、13年度の収支決算にて別途積立金の合計金額が20万142円になりました。この当稲門会の積立金を、この4月7日の役員会にて今年度大学に寄付することを全員一致で承認されました事をご報告致します。ここにご報告をすると共に皆様のご了承をもよろしくお願い致します。

 今後とも会の行事に皆様のご理解とご協力をお願いして、これをもちまして私の挨拶といたします。どうも有り難う御座いました。

       
(平成14年4月21日(日)  成美教育文化会館にて開催)