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7月18日(水) お誕生会 17:30〜 東久留米「やる気茶屋」
○部会補助金対象の部会収支報告書を会計監事が監査した結果、問題はなかった。今後も収支報告書を提出することとする。 ○平成24年会員名簿原稿は平山→高橋事務局次長に担当替えとなる。 ○稲門会設立20周年を2年後に控え校友会組織強化補助金、部会補助金の見直しなどを含め原資の確保を検討して行きたい。
旅行同好会 第一回「松本・安曇野・善光寺の旅」に参加して 5月22日(火)朝8時、曇り空の中を東久留米駅前から、あのNHKの朝ドラ「おひさま」の舞台目指してバスが出発。参加者は15名、27人乗りの貸し切りサロンバスだからゆったり過ごせる。正午近く松本城に到着。すぐ側の「そば庄」の2階座敷で、天守閣を眺めながら「名城ざるそば」を味わう。手打ちざるそばに松本名物の馬刺し、天ぷら盛り合わせがついている。一杯やる人も居て、旅気分が盛り上がる。松本城は国宝で、現存する天守閣では我が国最古と言われ、五層6階の天守閣は黒塗りで、一名「烏城」といわれるように、華美ではないが重厚な風格が感じられる。内部の急な階段で天主6階まで上り詰めると松本市内が一望できる。城内にある市立博物館には、古文書、古時計、七夕人形、藩主の奥方が乗った駕籠など所蔵資料が多いが、中でも目を引いたのは、藩主戸田氏の甲冑と並び展示されている重臣・松崎家累代の甲冑と刀剣類であった。因みにこの松崎家は、当会の松崎博さんの実家である。 松本城から北へ5分程歩いて旧開智学校へ。わが国最古の小学校で、明治の初めに建てられた校舎は重要文化財に指定されている。木造2階建て、外壁は白い漆喰、唐破風造りの玄関の上に八角形の望楼を乗せた和洋折衷建築である。明治以来の教育資料を展示公開しており、明治天皇が行幸された時休まれた部屋が「玉座の間」として残されている。
このあたりに点在する道祖神を見ながらバスは穂高神社へ。奥深い森に囲まれて拝殿と三殿が立つ、信州では諏訪大社と並び信仰されているとのこと。 穂高神社からバスで15分、今日の宿泊先・穂高温泉の江戸川区立穂高荘に着く。新緑に囲まれた清楚な6階建てで、温泉は柔らかく、肌がすべすべして快い。料理も地場の食材中心で、例えばお造りは馬刺し、安曇野産信濃雪鱒、鮪の三点盛り。鍋物は信州牛すき
品数、味付け共申し分なし。公立の施設で料金も割安なので、いささか不安があったが、全くの杞憂で、この低料金で良くやってゆけると思う程であった。 翌23日は雲一つない快晴。万年雪を戴いた北アルプスの山なみが目の前に展開している。爽やかな風の中を、バスで10分くらいの「鐘の鳴る丘」に向かう。終戦後のNHKラジオから流れたあの♪緑の丘の赤い これがとんがり帽子の時計台屋根 とんがり帽子の時計台♪のモデルとなった建物が文字通り緑の丘に在った。現在は青少年の研修施設としているとのこと。その前の石碑にこの歌詞が刻まれていた。大島勝典さんのハーモニカ伴奏で全員で大きな声で斉唱する。往時の戦災孤児のことが偲ばれ胸が熱くなるのを覚えた。丁度通りかかった熟年の夫婦が拍手をしてくれた。 碌山美術館の本館は蔦に覆われた赤い煉瓦造りで教会を思わせる。パリでロダンの教えを受け、帰国後生命感溢れる彫刻を制作し31歳で急逝した碌山(萩原守衛)の彫刻が展示されている。中でも重要文化財に指定されていて最高傑作といわれる絶作「女}には皆熱心に見入っていた。別棟には碌山と関係が深かった高村光太郎などの彫刻と友人画家の作品、碌山の油彩絵、デッサン、スケッチブックなどが展示されていて見応えがあった。 爽やかな風の中を善光寺へ、まずは予約してある参道の宿坊「兄部坊(このこんぼう)」で精進料理の昼食。うなぎ湯葉、みすず豆腐などの煮物,じゃが芋の菊花造りの酢の物、ごま豆腐などが次々と供される。いずれも上品で素材の味を活かした薄味。そして締めはアスパラガスの炊き込みご飯に、デザートのスライスかりんの砂糖づけ。古い廊下がピカピカに磨き上げられているのが印象に残った。
女性サークル
(石寺美弥子記) 第40回ウォーキングを楽しむ会
東京六大学野球早慶戦観戦 早稲田完全優勝ならず 既に春季リーグ優勝を決め、早稲田の圧倒的優位なもと、6月2日(土)晴天のもと早慶戦第一回戦が行われた。新人ながらエース吉永が早慶戦デビュー、試合前の殿堂表彰式が 長かったためか、早慶戦の緊張のためかいつもの球威がみられず1回福留に先頭打者本塁打を浴びる等4回2/3を3安打2失点で降板、一方、慶応・福谷は立ち上がり悪かったが8回まで好投し無失点、そこで球場を去る人もいたが、最後まで観戦したことに応え、常勝早稲田9回裏3−3に追いつき杉山の三遊間安打で佐々木が本塁を狙ったが憤死、(佐々木は脛を骨折)延長となった。トイレに行き延長戦に備えサヨナラ勝を確信していたが、10回救援有原が打ち込まれ5−3と敗戦となる。その後第3回戦も敗れ完全優勝を逃す。 大学日本選手権も制した早稲田だが、福谷、竹内、阿加多ら4年生が主体の慶応に対して、1.2年が主体の早稲田、早慶戦では経験の差によるものか執念によるものなのか別の雰囲気がある。これを土台にすれば来季は完全優勝を目指せそうだ。 (高橋哲男記) 俳句部会 平成24年5月20日(日) 第143回句会 於:江東区 芭蕉記念館 江戸情緒が漂う粋な町、そして芭蕉の所縁深い町、深川周辺を吟行。 以下は全参加者(投句者を含む)11名の代表作 (50音順) 平成24年6月17日(日) 第144回句会 於: 市立中央図書館 兼題: 「麦の秋」、「祭」、当季自由句 高得点句
お誕生会
8月のお誕生会は15日(水)17:30〜「やる気茶屋」で行います。8月生れの方は井坂宏、吉田利宏、川上f一、吉田清郎、平井功、村上雅敏、弘法堂俊雄、池田信一、國米家己三船津高志、久家政裕、片岡洋の皆さんです。
ゴルフ部会
個人戦は当会の上原さんがグロス89、ネット72で優勝。ネット上位4人で競う団体戦は3.6ポイント差で三田会が3連勝。主力メンバーが殆んど出場した三田会に対し稲門諸兄は健闘したものの、何人かの有力ポイントゲッターが欠場した影響もありまたもや接戦を落としました。それはともかく絶好のゴルフ日和に恵まれ、夕刻の鮮乃庄での懇親会も盛り上がり、よきゴルフライバルとの和やかな一日を過ごすことができました。尚6月20日予定の稲門会例会は台風4号関東通過のため中止となりました。 (伊東 毅記)
カラオケ部会 7月28日(土)18:00〜3時間「暑気払いカラオケ大会」を東久留米駅北口徒歩10秒の「オンチッチ」にて開催いたしますので奮ってのご参加をお待ちしております。参加費4000円(酒肴+飲み放題) お申し込みは安次峰まで 電話・FAX 476-7132 E-Mail:satoru ajimine@hotmail.co.jp 7月21日(土)までにお願いいたします。 映画鑑賞会 「すばらしき哉人生」9月27日(木)午後2時00分〜 於:成美教育文化会館 いままでに登場しなかった名監督シリーズで前回のジョン・フォードに続いて、アカデミー賞5回(作品賞/監督賞)を受賞したフランク・キャプラを取り上げました。 理想主義者の主人公(ジェームス・スチュアート)が街を牛耳る資本家に対抗して父の会社=庶民に味方する住宅金融を引き継ぐ。順調に来ていた人生だが大金を紛失したことから破産寸前。イブの夜自殺を決意。そこに二級天使が現れ、彼が存在しなかった世界(街の様子家族)を見せて人生の意義、人々の善意をおしえる。ヒューマニズムに貫かれたキャプラお得意の人情劇だが、巧みな語り口はまさに名人芸。 フランク・キャプラは戦前1930年代に活躍した監督だが第2次世界大戦のドキュメンタリーを撮り続けた。今回の作品は戦争が終結し復帰した戦後初の作品である。また主役のジェイムス・スチュアートも同じく空軍兵として戦争に赴き復帰第1作となった。2人は似た者同士で意気投合して夢の映画創りと国家の危機に際して愛国精神の発揚で結ばれた。(上映時間123分) (米光慶二郎記) 金環日食二体
〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜 「たかが花火、されど花火」 清水 正弘(43政経) 夏の風物詩、打上花火は梅雨明け七月から盛夏の八月にかけて一斉に夜空を輝かせ焦がす。私の花火の原点は、戦後復興いまだしの小学生までさかのぼる。莚を敷いたトラックの荷台にギッシリ乗り込んだ村人に混じり、美濃の関から大都市岐阜へ五里の田舎道を揺られ、そして金華山の麓の暗い街並みを長良川の河原まで手を引かれ、見物した花火が心に焼き付いている。花火大会は地元新聞主催で判官贔屓でもあるが、「長良川の花火は日本一、と言うことは世界一だ」と誰もが自慢するので、既に幼い頃から花火というものをすっかり観尽くした気持ちになっていたのである。 そんな訳で花火については無関心というより機会がほとんど無く、忘却の五十年間でもあった。ところが会社を卒業した頃に友人が、娘夫婦が営む江の島の料理旅館に呑み仲間を招待してくれ、特等席の屋上から打上花火を楽しむ会を催してくれたのである。もちろん夜空に花開く度に歓声を上げて乾杯し、愉快この上ない。すっかり忘れていた花火心に火が点いて、調べてみると大会の数の多さに驚いた。1980年頃でも名のある大会は十数に過ぎなかったのに、今や全国津々浦々の市町村で、打上げ数の多寡を問わず盛夏には毎夜のように開催されている。昔は「長良川花火大会」だけだった岐阜県はなんと会場五十余ヵ所という盛況ぶりで我が生地の「関市」も五千発を打上げている。安価な中国製花火の大量輸入と、安全な電気点火方式の開発が相まってバブルの波にも乗り激増したらしい。早速その夏は、我が家恒例の「家族全員集合(長男,次男の夫婦に孫四人の計十人)」を空き家になっている関の田舎屋敷で花火を楽しむ合宿を行った。目の前の射場から火の粉を散らし、揚がる花火は真っ暗な天空の頭上真上に閃光が広がり、炸裂音が郷愁とともに童心に帰らせてくれた。この体験から「猛暑を花火で楽しもう」と夫婦そろっての花火ツアーが始まったのである。 いささか羅列的であるが見物した主な花火大会を並べると、まず「長岡大花火大会」は射場が中州にあり信濃川河川敷の両岸が観覧席となっていて、どよめく歓声の呼応が面白い。長生橋に仕掛けられた長大なナイアガラ仕掛け、尺玉10号の100連発、超大型ワイドスターマイン、空一杯の正三尺玉など圧倒的な迫力がある。左岸で見物したら右岸でも見たくなり三年越しに再度堪能したものである。「諏訪湖祭湖上花火大会」は日本最大の打上げ数を誇り、特に湖面を光で彩る水上スターマインが珍奇。列車で行けて駅から会場の湖岸へは近い。「全国新作花火競技大会」も同じ諏訪湖畔で行われ、私達はJR貸切朝帰り列車を利用した。「熊谷花火大会」は市民参加の「慶事花火」が面白くて親しみが湧き、規模も充分に楽しめる。
花火見物が嵩じると行き着くのは「全国花火競技大会」(秋田大曲花火)だろう。全国から選抜された27業者が、自ら製作した花火を自ら打上げる至高の競技会で総理大臣賞を競う最も権威ある大会である。プログラムは大輪の尺玉割物2発(多重芯変化菊、自由新作)、それに音楽に合せての速射連発創造スターマインと決められ、高難度の技術と正確性を競って芸術的ですらある。6分間で二千余発が乱舞する恒例の提供花火は圧巻で、また「煙竜」と「割物」で形や色彩を競われる大曲だけの昼花火は珍しい。特に雄物川対岸の射場の後背には姫神山が聳え余分な光を遮って漆黒を演出し、胸板を貫く炸裂音が反射して陶酔の感動を呼ぶ打上げ環境は抜群である 東稲広報室 ○ 訃報 6月 氷川台 高橋昭康氏(26年 旧高工化) 謹んでご冥福をお祈りいたします。なお、当会からは規定に従って生花を供えました。 ○ 本号記載の通り第一回旅行同好会は好評のうちに終了いたしました。次回は10月25日(木)〜26日 (金)1泊2日「東北の被災地救援ツアー」を格安な料金で計画しています。詳細は9月号で発表します。 蓬莱橋二体
<編集後記> ●いつの間にか紫陽花が色あせ、雲間から差し込む空の光がまぶしい。 当会各部会の活動は、ウォーキング、旅行同好会、映画鑑賞会、女性サークル、ゴルフ部会等全開だ。とくにウォーキングの会は山手線一周を達成した●佑ちゃん以来5年ぶりの大学野球日本一に輝いたワセダ。スーパールーキー吉永投手の活躍、チームの研ぎ澄まされた集中力のたまものだ。1,2年生主体のチーム。期待はまだまだ続く●未知の場所を歩くのが好きだ。歴史の詰まった神社仏閣、霊園や墓地、そして博物館などを訪ね歩き、日本の近代史に足跡を残した文化人をしのぶ。都会の喧噪を忘れ去るような木漏れ日と吹く風にいやされた公園、しゃれたマンションが立ち並ぶ表通りから路地裏に入ると下町情緒が色濃く、生活の息づかいを感じる場所があったりする。また、道端の何気ない花の香りにふと足をとめたり、ときには青春の思い出が心の花びらとなって散る。当会人気の「ウォーキングを楽しむ会」。約4年を要して山手線一周を終えた。幹事の皆さんに感謝、完歩した平山会長に拍手●今年はどんな夏になるのだろう。又、暴力的な暑さがくるのだろうか。 (大島勝典) |