電子版

第63号
早稲田大学校友会東久留米稲門会
  

平成24年3月10日発行
発行責任者  平山 正徑
編集責任者  大島 勝典


mail:mx3hirayam@m8.dion.ne.jp http://homepage2.nifty.com/35292/     

〈総会特集号〉
      東久留米稲門会第18回定時総会にご来場下さい

                       会長 平山正徑
 陽春の候、会員の皆様、東久留米市在住の早稲田大学校友の皆様お健やかにお過ごしのことと存じます。
当稲門会第18回定時総会は来る4月15日(日)下記の通り開催いたします。恒例の文化講演会は、神田香織講談師による「花も嵐も講釈師が語ります」を予定いたしております。今や時の人である神田講談師の人気は高く今回に限って校友の皆様だけにお知らせいたしております。ご多用中のこととは存じますが、是非ご来場下さいますようご案内申し上げます。現在、東久留米市にお住まいの校友は約1100名、この内160名の方が
会員になり、新年会、総会、秋の旨いもの会の懇親会や往年の名画を上映する映画鑑賞会、15の部会活動、気の合う仲間との交流など思い思いの絆で交流を図っております。今、東久留米稲門会は面白い!と人気上昇中です。本号では会員の生の声「私にとっての稲門会」を特集いたしましたのでご一読いただければ幸甚です。




        第18回定時総会・懇親会のお知らせ

一年に一度会員及び校友の方が一堂に会する機会です。多くの方のご参加をお待ちしております。今回の文化講演会は「社会派講談師」と呼ばれる神田香織さんによる「花も嵐も講釈師が語ります」
というタイトルでの講演です。文化講演会にも是非ご来場下さい。総会・懇親会を通して「新しい出会い」・「新しい可能性」が開けます。


               記
  日 時 : 平成24年4月15日(日)  午後2時00分から
  場 所 : 成美教育文化会館1階ギャラリ― Tel 042-471-6600
        東本町8-14 東久留米駅北側清瀬方面線路沿い徒歩6分
  文化講演会 : 午後2時00分から
          講師 神田香織
          演題 「花も嵐も講釈師が語ります」         
  総会    : 午後3時30分から
          議題 平成23年度事業報告 
             平成23年度収支報告
             平成23年度会計監査報告
             平成24年度事業計画
             平成24年度収支計画
  懇親会   : 午後4時40分から 3階大研修室
          会費 1人当たり3,000円  




   

        東久留米稲門会会員継続のお願いと入会のお勧め
  ○会員の皆様へ    
  会員更新の時期が参りました。平成24年度(4月〜翌年3月)も引き続き東久留米稲門会の会員継続をお願いいたします。また、早稲田大学校友会員を中断している、あるいは未入会の方、早稲田大学を応援するために校友会への入会をお願いいたします。(入会申込書同封)

      今年度も会員継続よろしくお願いいたします
  ○校友の皆様へ    
   当会も18年目を迎え各行事、各部会・サークルの活動が活発に行われております。「東久留米稲門会に入って良かった!稲門会は面白い!」という声が多くの会員から聞かれるのは、次のようなことからです。
  @ 地元で同窓の友人ができる。
  A 部会、サークルが多くあり、同じ趣味を持つ人と仲間になれる。
  B 新年会、総会懇親会、秋の旨いもの会等では、飲食の合間に親交を深め早稲田大学の校歌を全員で歌うことができる。    
 早稲田は一生楽しめます。ぜひ地元同士のお仲間になりませんか。      
   校友の皆様の入会を心からお待ちしております

  ○年会費の振込手続き    
   年会費は3,000円です。同封の払込取扱票(青色)を使用して最寄りの郵便局から5月末日までにお振込みください。総会にご出席の方は受付の際3,000円をお支払いいただく方法もございます。

  ○総会出欠返信用はがき  
   同封のはがきに出欠のほか必要事項をご記入のうえ4月10日までにご投函下さいますようお願いいたします。


    お問い合わせ先 : 事務局  氷川台1-9-21 安次峰 暁 TEL 476-7132




 会員になると
 東久留米稲門会の会員として登録され、奇数月10日発行の「東稲ニュース」及び各部会の募集チラシ等が宅配されます。7月号では新年度会員名簿(規約、弔慰規定掲載)、が配付されます。また当会主催の総会、新年会、秋の旨いもの会のご案内のほか、太極拳、囲碁、俳句、書道の各部会に入部した場合、同趣味の仲間と親睦を深め、技量のアップが図れます。また女性、散策山歩き、ゴルフ、グルメ、郷土研究、ウォーキング、カラオケ、旅行、野球・ラグビー観戦、芸術鑑賞、お誕生会の部会には何時でも自由にご参加いただけます。


当稲門会規約(禁止事項)第12条には「本会の活動に、政治活動、宗教活動、
    営業活動は持ち込んではならない」と記載されております。





      
文 化 講 演 会


          
主催 : 東久留米稲門会


     『花も嵐も、講釈師が語ります』
      ―バツイチ子連れ、泣き笑い半生記 ―
         講師 : 神 田 香 織 氏 
                      講談師



東久留米稲門会主催の文化講演会を下記のとおり開催します。皆様お誘い合わせの上、ご来場ください。


             《講演内容》


バツイチ、子連れの波乱万丈の半生記を語る。
理不尽につぶされようとした人生。善福寺、石神井台、所沢、石神井公園そしてふるさとのいわき市での人生での生活。幼い娘二人を育てる為に実家に戻って疲れ果てた心をいやしてくれた人々のやさしさ、寄り添ってくれたことで明るく行動力のある前向きの人生に自らを鍛えていく。
変革の力は講談から湧いてくる。


               記
   日 時:平成24年4月15日(日) 午後2時から3時15分
   場 所:成美教育文化会館 1階 ギャラリー
   入場料:無料
            お問合せ先: 講演会事務局
                     鮎貝 042-472-6446





      
特集 私にとっての稲門会

                       (郵便番号順)
         清水 正弘(神宝町 S43年 政経 入会歴3年)

 会社を卒業し、転勤根無し草にどんな"アラ還"生活やらと案じたが、同期の連中と「例会」が盛況で、肩書き無用のゴルフ会にも誘いがかかり輪が広がる。疎遠がちだった昔の山仲間とも人恋しさと懐かしさで交流が復活して引き籠っては居られない。ところが"身"は夜も昼も東久留米にあるのに地元密着感がまるで無い。それも
その筈、大半を都心での仕事暮し、長年来東久留米は寝床だけだったから。ある日ポストに配られた東稲ニュースに楽しそうなゴルフ会を発見…直ぐに参加したらスコア抜きで大変に愉快。地元で酒を酌み交わすことも始まり、映画観賞の本数も稲門会のお陰で増えた。多士済々な会員ばかりでまだまだ発展しそう。年をとるほどに交友が減る事はあっても増える事は難しいと言う。ほんの少しの思い切りで仲間が増え、東久留米が愛すべき我が町に変りました。稲門会に感謝です。


        本間 信一(金山町 S24年 理工 入会歴17年)

 東海村の見学 当会発足の頃、東海村の原子力発電所見学会がありました。その直前にマスコミを賑わした事故があり、案内してくれた方々が挨拶の枕に必ずその事故の謝罪の言葉があり、「安全である事」を熱心に訴えていました。今は故人となられた物理の教授植松さんも見学に参加されていましたが「安全と安心とは違うね」と呟かれたのを今も忘れません。U育英会資金貸付〜望外の幸運〜 終戦の翌年1946年、どさくさに紛れて理工学部電気工学科に入学、その頃、日本育英会が学生に対して育英資金の貸付を始めました。本来ならば成績優秀が条件の筈がその年に限って受付してもらいました。V俳句部会 部会の一つ俳句部会に参加しています。一向に上達しませんが。


           菱山 房子(大門 S32年 文 入会歴17年)
当会発足時に入会以来、各部会、行事へ参加し会員との親睦交遊を大いに楽しんで来たことは申すまでもない。だが何と言ってもこの地域で新しい良き知己や友人に沢山出会えたことである。人数の多少に拘わらず集えばいつも安心して語り合える仲間同士なのである。異なる人生を歩み 歩んで来た先輩後輩また老若男女でありながら互いに気付かぬうちに切差琢磨し、また自然と情報交換する大人の付き合いは愉快で本当に楽しみも一入である。何故だろうか。長い早稲田の歴史の中青春のある時を過ごし培われた相通じる文化を皆が共有していると思うのは私だけではないと思う。これは学縁という価値ある絆だと思う。校歌の一節「集まり散じて人はかわれど…」また集う感が私にとっての稲門会である。


           呉 淳久(東本町 S60年 教育 入会歴14年)
 私は実は東久留米稲門会以外に、サークルの稲門会、ゼミの稲門会に入っている。東久留米稲門会は当然早稲田卒という共通項はあるものの、東久留米在住という中で、生れも育ちも違うといった老若男女の人間が交流するといった私にとっては摩訶不思議な空間であります。今の世の中なかなかお隣さんでも知らないといったことが多い中、通常はお話もしなかったであろう人たちと酒を飲みながら交流できる?ということは心のオアシスともいえる
かもしれない。稲門会では必ず最後校歌をみんなで歌いますが、歌っているときの一体感が何とも言えず好きです。これは早稲田の一番の特権?ですよね。昔私の結婚式にて予定にはなかったのですが参加していたOBがいきなり早稲田の校歌を歌いたいということになり周りの迷惑も顧みず?何人かいたOB仲間で急きょ歌うことになりましたが、早稲田の人間は本当に校歌が好きですね。現在なかなか参加できないというのが悩みでもあります。



             小山田 朋樹(南沢 S50年 教育 入会歴10年)
 私は、ヨットの同好会である「早稲田マリンヨットクラブ」に所属して以来、今でもセイリングを楽しんいる。50代に入った当時、今のままヨットだけの趣味でよいのだろうかとの思いと当市に10年以上も住んでいるのに、ただの寝場所になっていることに疑問を感じ始めていた。その頃、東久留米稲門会の入会案内が舞い込み、加入のはがきを投函したのが稲門会の始まりであった。卒業25年目に招待されたホームカミングデイに参加し、式典の最後に久々に思いっきり「都の西北」を歌ったとき、思わず目頭が熱くなり、それが稲門会入会へ背中を押したのかもしれない。ただ稲門会初参加の印象としては、正直「ちょっと早かったかな?」というものだった。会場いっぱいに大先輩たちの熱気があふれ、50歳はほとんど最年少組の「ハナタレ小僧」と小さくなっていたが、それでも諸先輩方から暖かく迎えられ、肩を組んで「都の西北」を合唱するころには年齢の壁が取り払われていた。それから10年、還暦を迎え、まだ仕事やヨットの活動を続けている。なかなか稲門会の部会活動に参加が出来ていないが、役員を仰せつかり、会報配達のポストマン等で最低限の分担をさせていただいている。多分10年前の私と同じ思いで、稲門会の入会案内を見つめている同年代の校友がたくさんいると思う。この校友たちの入会への障壁が少しでも低く小さくなるよう、知恵を絞り、東久留米稲門会がますます興隆するよう微力だが頑張るつもりだ。


             高柳 康夫 (滝山 S33年 商 入会歴9年)
  朝はラッシュに揉まれ、夜遅くご帰還、土曜はゴルフ、日曜はサザエさん症候群、「ゆっくり寝たい」というのが現役時代の夢、同窓会などあっても、なかなか顔を出せない。こうした中、入会2年後の平成16年夏、ご近所での「カラオケの会」に初めて参加、歌もさることながら、先輩、後輩年次を超え、利害関係を気にすることなく、本音で楽しく歓談し、心身ともにリフレッシュ、他では味わえない爽快な気分に浸り、明日への英気を養うことができた。それから3年後、「サンデー毎日」となり、「寝たい」という夢は実現したものの、逆に時間を持て余す日々、そんな折、「東稲ニュース」が届けられ、つぶさに目を通し、予定される行事を楽しみにしている。「もっと早く入会していれば」との想いや切である。東久留米稲門会、ただ今良い湯加減です


             藍原 昌義(滝山 S40 法 入会歴7年)
 14,5年前から春先になると毎年東久留米稲門会の封書が届くようになった。当市にも稲門会があるのを知る。同封の二種類の小冊子には随筆や俳句が載っており、文化の香り高い活動が窺える。入会勧誘にも尻込み。 今から7年前、年金生活も一年近くになり板についてきた頃、桜咲く会場での総会・懇親会に参加してみた。同じ棟のFさん、ゴルフ練習場で良く見かける白髪の先輩。知らずにいた早稲田OBが結構いらっしゃる。新入会員の自己紹介で「下手なゴルフをやるくらいで、他には・・・」と云うと、早速ゴルフ早慶戦へのお誘い。6月これに参加すると、なんと初参加で個人優勝。団体戦では、稲門会が初勝利。このように始まった稲門会Life。現在の心境は掲記の通りです。会には色々部会があり活動分野も多岐。好みで参加する。総会・懇親会、新年会、旨いもの会、忘年会。お喋りとお酒は常。+カラオケとなる事も度々。面白い話にレパートリー広く巧い歌。会員は多才だ。第三水曜日は幼稚園でもないのにとひやかす家内もお誕生会に快く送り出してくれる。唯一酒を飲まない囲碁部会では下手な私に敵は無い。おだてながら親切に教えてくれるのが有り難い。ラグビー観戦会を立ち上げて部会長を自任。早慶戦を初め、好試合を多くの会員と一緒に観戦するばかりでなく、ラグビー部、部員に関する上井草情報を提供します


          比護 喜一郎(滝山 S37年 商 入会歴17年)
 本棚の奥隅から古色蒼然とした尾崎士郎の『人生劇場』が出てきた。懐かしさのあまりぱらぱらとめくっていると俄然面白くなって、改めて最初から読み直すことにした。早稲田が、稲人が可笑しくも愛おしく描かれていて、最初にこの本に触れた時から、「早稲田は面白そうだ、早稲田に入ってやろう」と思い始めた青春時を思い出した。果たして、良い友人
に出会い、今また当稲門会に席を置いて、素晴らしい諸兄姉と素晴らしい交わりをさせて貰っている。稲門会でしょっちゅう家を空ける私に、もっと家庭にも目を向けて欲しいと家族は時に愚痴るが、もし稲門会が無ければ、いまのオレはどういう生活を送っているのだろうかと想像するだに薄ら寒い気分を覚える。心の故郷を共有する諸兄姉と語り、時に学び時に遊んで、今後も愉快にして充実した余生を送っていこうと願っている。稲門会諸兄姉のご健勝を祈って止まない。



             東海 俊孝(幸町 S44年 政経 入会歴2年)
 サラリーマン生活を卒業して二年が過ぎた。猛烈社員ではなかったが、その生活空間と言えば、家庭、通勤経路、会社関連のエリアを除いて、蠢いた記憶は多くはない。だから、人との付き合いも、親しい学生時代の友以外は、殆ど仕事に関わる方々であった。そんな毎日では箱根駅伝、早慶戦等の観戦の時くらいに都の西北を思い出しただけで、大学早稲田は日常生活の意識からは欠落していた。さて、会社を離れてみると、家族はそれぞれ東久留米市に根差した生活を送っているが、自分はこの地では根なし草であることに愕然とした。地元の飲み屋も知らなければ芝刈りに興じる仲間もいない。そうした折、幸いにも稲門会に行き合い、個人の人格ベースでのお付き合いの機会が得られた。スポーツ応援の他は母校に無関心な悪い卒業生であるが、ゴルフ、ウォーキングの部会活動を楽しんでおり、稲門会には感謝しきりである。


             栄田 征子(本町 S42年 文 入会歴17年)
  稲門会は「心のふるさと」を同じくしている老若男女が同じ土俵で自由に語り合える知的で温かい会です。私は入会して間もなくたまたま幹事や編集委員をさせて頂き、素晴らしい先輩達や素敵な女性の方々と出会い楽しい日々を過ごさせて頂きました。最近の楽しみは、東稲ニュースを題字から編集後記まで、写真を見ながらじっくりと読むことです。文学、音楽、囲碁、映画、スポーツ、グルメそして数々のエッセイなど教養講座を読んでいる楽しさがあります。稲門会は高齢化社会の中で最後にたどりついた生涯学習の場を兼ねたグループ活動だと思っています。私は現在、書道部に属しておりますが、自他共に認める落ちこぼれです。そんな私をやさしい先輩や後輩達が温かく見守って下さっていることに感謝の気持ちでいっぱいです。


            伊佐 九三四郎(中央町 S31 文 入会歴5年)
  私が東久留米稲門会に入会したのは平成18年ですから、まだ新人です。大学の校友会には前から入っていますが、集英社のTさん(故人)や元会長のTさんに入会を勧められたものの「足で書く仕事」の都合で旅が多いフーテン暮らしなので躊躇していました。そこへご近所で知り合いになったKさん(俳句書道部会)達のお世話で総会の講演に引っ張り出され、入らざるを得なくなってしまったのでした。今年の新年会に早慶戦の話がでました。私は入学前からOBの方に連れられてネット裏で観戦していたのですが、剣道部の猛者だったその人の周りには大勢取り巻きがいて口ぐちに「君はワセダに来い。いい学校だよ」といわれたのです。入るとその通りいい学校でした。とくに史学科の名物教授京口元吉先生には卒論、就職、結婚などずいぶんお世話になりましたし、友達にも恵まれました。卒業して私立学校に勤めました。そこでも先輩がよくしてくれ、在職のまま山、旅、鉄道などの雑文を新聞、雑誌、に発表し単行本も出すことができました。その担当の八割がOBだったこともあって友人が増え、とかく狭い教師の世界が多彩に広がっていったのでした。最近共同通信の仕事をしました。もう二十年以上前、アムネマチンへ行った時一人旅の若者に会い声をかけたら早稲田の学生なのでうれしくなり、その後もずっと付き合ってきました。今共同通信にいる彼の注文で中国雲南省の連載物が決まったのでした。「利害打算抜きで長い付き合いをしていると必ずいい事がある」というのが私の生活信条です。それには稲門会はいい仲間を得る格好の場だと思います。各部会への参加はもちろん、気の合った人達との個人的な付き合いも大切です。とくに若い人には、組織に入るのではなく、いい人さがしを目的に入会することをお勧めしたい。一人でも多く入会してもらい、会が賑やかに永続することを願っています。我が人生、振り返ってみるとワセダ、ワセダでありました。





会の告知板

 3月21日(水)  お誕生会       17:30 東久留米「やる気茶屋」
 3月25日(日)  ウォーキングを楽しむ会 「巣鴨〜池袋」
                       9:00 東久留米駅改札口
 4月 1日(日)  臨時役員会      13:30 生涯学習センター
 4月 6日(金)  グルメ部会 天ぷら「高七」  
                      10:30 東久留米駅改札口
 4月15日(日)  平成24年度定時総会 14:00 成美教育文化会館
 4月18日(水)  お誕生会       17:30 東久留米「やる気茶屋」
 


 [大学・校友会関係]
 3月 3日(日) 春季代議員会    安次峰,高橋,山岡

会の報告


 新年会
 新春恒例の新年会が1月22日(日)午後5時から成美教育文化会館で行われました。参加者は9名の欠席があったが、60名が参加。冒頭平山会長は、既に稲門会は10日の東稲ニュース62号の発刊、書道、俳句、囲碁の各部会がスタートし、昨日は芸術鑑賞会がワセオケニューイヤーコンサートがあり20人が練馬文化センターで鑑賞するなど活発に活動を開始しているとの挨拶があり、続いて安宅初代会長の発声で乾杯。会場は寿司、手作りのおでん、和洋中の料理と盛沢山、司会の渡辺さんから、井坂さん、米光さんの差し入れの紹介があり、続いて鮎貝・帆角・小山田3氏による「大声大笑い」が連発されると、次は全員で「大声大笑い」でたちまち打ち解けて懇談の輪が広がりました。その後、新会員の挨拶、ゲストの西東京市稲門会囲碁部員の紹介、寒いせいか熱燗のお酒がドンドン出る。橘さんによる川柳と漢字熟語のクイズで盛り上がり、聞いてビックリの乾杯の音頭は安宅さん  エンタツ・アチャコの早慶戦漫才の拝聴(?)の後、太田さん、川上さん山崎さん、菱山さん4氏の早慶戦の思い出 話で宴も佳境に入り、あっという間に時が経ち、高橋元会長の三本締めの後、紺碧の空、校歌を合唱してお開きとなりました。          (別処尚志記)



ワッハハ ワッハハと皆で大笑いが今年の幕開け




お誕生会

1月は松崎さん平山さん
  
2月は帆角さんを囲んで

 3月のお誕生会は21日(水)17:30〜「やる気茶屋」で行います。3月生れの方は池田孟夫、伊佐九三四郎、大津修、岡田潔、村野建彦、渡辺一朗の皆さんです。
 4月のお誕生会は18日(水)行います。4月生れの方は藍原昌義、榎本隆司、川瀬晃、呉淳久、佐々木洋一、佐藤雄二、白石春雄、竹山信保、森本博文、山岡恭子の皆さんです



部会報告
芸術鑑賞会
 1月21日新春を寿ぐ「ワセオケ」のコンサートを会員20名の方々と鑑賞しました。300名の団員、かつてカラヤンコンクールで優勝した輝かしい歴史を持つ「ワセオケ」は予想以上の芸術的、音楽性のレベルの高い演奏を聴かせてくれました。海外公演を目前にプログラムも華やかで楽しい曲で若々しくパワフルで瑞々しい演奏でした。同行の皆さんには大好評で早くも毎年新年に行きたいとの希望が寄せられています。当日のプログラム(田中雅彦指揮)・ワグナー/「ニュールンベルグのマイスターシンガー」より・ドヴォルザーク/スラブ舞曲より・由谷一幾/和太鼓と管弦楽のための協奏曲・外山雄三/管弦楽のためのラプソディ 他全8曲。来年2013年1月19日(土)5時〜本年同様ニューイヤーコンサートが開催されます。
なお、ヨーロッパ公演中の「ワセオケ」のベルリン公演が3月11日午後7時(日本時間)にベルリンフィルのインターネット放送番組で全世界に生中継されます。はるかドイツより東日本大震災被災地への思いを込めて演奏すると聞きました。
本号が届く以前お知らせ出来れば良かったのですが・・・
                       (菱山房子記)




 郷土研究会
 

梅は咲いたか・・
極寒の2月26日(日)総勢4名と少なかったが東久留米駅から秋津・新秋津・府中本町駅で下車し、郷土の森まで東京競馬場、ビール工場など見ながら2kmを歩く。ここの梅は60種1000本で例年2月20日頃が見ごろだが今年はやはり1割程度、それでも満開の梅もあった、ロウバイの小道は満開で香りを楽しんだ。旧町役場や雛段、明治天皇が兎狩りで宿泊した旧田中家の復元建物を見つつバスで府中駅へ、昼食後、創建1900年大國魂大神を祭神として祀り、東京5社神社の一つである大國魂神社参拝して帰路につく。                  
(高橋哲男記)


 俳句部会
 平成24年1月15日(日)  第139回初句会   於:東久留米市商工会館
   兼題: 「初便り」、「粉雪」、当季自由句
  高得点句
ひと振りの塩の甘さやなずな粥      神田 尚計  
わが髪の粉雪そっと触れしゆび 川島 知子
粉雪や骨董市の古硯 神田 尚計
鎮魂の海へ粉雪しんしんと 三田  三
お正月小さな靴も並びけり 市川 英雄
添え書きのお国訛りや初便り 川俣 栄一
判読も楽し園児の初便り 三田  三
海越えて届く電子の初便り 杉本 達夫
「まあだゝよ」白寿の気丈初便り 比護喜一郎
お互いに達者でよかった初便り 馬場 清彦
粉雪の音なき音の目覚めかな 川俣 栄一
石狩りをゆけば粉雪日本海 大久保泰司


 平成24年2月19日(日)  第140回句会    於: 市立中央図書館 
  兼題: 「冴え返る」、「蕗のとう」、当季自由句
  高得点句
蟹工船読み返す夜や冴え返る           三田  三  101389053001200004733_qpuy1xekla.jpg
晩酌も句作も春の炬燵かな        三田  三
梅が香や灯点し頃の神楽坂            神田 尚計
月よりの使者降りきて冴え返る        杉本 達夫
明日を読む予報士の声冴え返る      川島 知子
ほろ苦き天ぷら塩でふきのとう          馬場 清彦
凍てつきし諏訪の湖上の神の道          川島 知子
古都の町春呼ぶ路地の手毬唄           川俣 栄一


部会だより
 旅行同好会
 発足第一弾は「松本・安曇野・善光寺1泊2日の旅」
  当会神田さん、松崎さん、比護さんの故郷を訪ねます。
   ご家族歓迎!奮ってご参加下さい。
 期日:平成24年5月22日(火)〜23日(水) 1泊2日
 募集人員:20名 
 旅行費用:27,000円 
 コース:@東久留米市役所横8:00==中央高速==松本12:00昼食(めとばそば)松本城・開智学校(重文)==大王わさび農場・道祖神==17:00穂高温泉泊 A穂高温泉8:30==白馬==鬼無里==善光寺昼食(精進料理)==長野==上信越・関越(横川SAで釜めし積み込み)==所沢==18:00東久留米市役所横 
 申込:井坂まで рS77-1632 満員になり次第締め切ります。






 〈会員リレーエッセイ〉〜噴水広場〜

            稲門会の新入生
                    松本 弘也(33文)

  私は2010年の6月に大阪府高槻市から東久留米市に転入した。やっと落ち着いたところで、早稲田大学にも転居の通知をした。学校からは、時々、創立125年記念事業などの便りが届いていたからである。11月29日の日付で転居受け取りのメールが入り、その後だったか、東久留米稲門会から入会の誘いがあったような気がする。最近のことなのに、明確な書き方でないのは、記録がないことは記憶に自信がなくなった証拠で、早くもボケが気になり始めたためだ。稲門会の活動の多様なことには東稲ニュースを見て、正直驚いた。大阪の稲門会にも入会していたが、年一回の総会の案内ぐらいで、悪口を言うわけではないが、ほとんど何もなかった。役員になれば何かあったのかもしれないが。私は関西で生まれたが、学校はすべて東京だった。早稲田を出た後、28歳までは東京にいた。そこから大阪に移り、47年間大阪にいた。そのまま大阪にいてもよかったのだが、「うちの嫁はん」――大阪では自分の妻をそう呼ぶ。うちの嫁はんは、東京育ちで、大阪の生活文化には馴染んでくれなかった。そのくせ、「うちの嫁はん」という大阪の言い方はいいと言う。年をとってもお嫁さんと呼ばれるのはいいのだそうだ。いい年をして花嫁衣裳でも着せてもらった気になるのかな。その嫁はんが、私が仕事をやめた途端、東京に戻りますとのたもうた。こちらは仕事をやめて、気が弱くなっていたので、無抵抗で「うん」と返事してしまった。「大阪もいいけどなア」と言ったが、もはや後の祭り、引っ越しの準備は着々と進んでしまった。うちの嫁はんにこれほどの実行力があるとは長年の間、気づかなかった。東京の転居先に東久留米を選んだのも嫁はんの決定だった。
 さて、東久留米に来たものの、私は特に縁故もなく、地域になじみがない。そこへ稲門会からのお誘いがあった。これは地域に知己を得る絶好の機会と喜んで出て行った次第だった。細かいことは飛ばして、今年の稲門会の新年会で、ワッハッハと豪快に笑い飛ばす声を出す芸?の披露があり、皆もやってみろということになった。私もやってみた。驚いた。口をパクパクさせるだけで、声が全く出ない。これはイカン。体がすっかり弱ってしまっている。お腹から声が出ないし、肺活量もおそらくなくなっていた。もう一度鍛え直さないと、生きていても何もできないことになる。
「足腰を鍛えて、頭をクリヤ―にしなければならない」――高等学院の同窓会で森徹君の言った言葉だ。彼と私は同学年だが、クラスが違うので、直接話したことはない。ナルホドと思った。さすがに野球部はいいことを言う。
 東久留米に来てから、子どものころに患ったポリオが急速に悪化した。医療業界にはポスト・ポリオと言う造語ができているらしく、高齢になると、かつての患部の筋力が急速に衰えて症状が進行することがあるらしい。片足が衰えようと、「足腰を鍛える」ことぐらいできるさ、と自転車のペダルを踏む器械を買いこみ、ペダルを踏み始めた。だが、生来の三日坊主である。長続きしない。足腰の鍛錬など半ば忘れたころに、新年会のワッハッハである。口はパクパク、声は出ず、万事窮す。もう一度、鍛え直さなければ生きている楽しみがない。そのことに気付かせてくれたのが稲門会の新年会だった。三日坊主もこれだけ書いて、公開すれば少しは長続きするかもしれないと、はかない願望をかけて、書いてみた。ペダルの次は・・と、頭のなかでは考えているが、そこまで言うほどの自信は残念ながら、ない。


東稲ニュースへの投稿をお待ちしています。内容、文字数は自由、投稿先は編集委員井坂、河村、
安次峰、塚越、鮎貝、森田、大島、藍原、清水、東海、別処、小山田、平山までお申し付け下さい。


  2月5日(日)第6回役員会が生涯学習センターにて開催19名参加。○新しい部会として「旅行同好会」が創設され同好会長は井坂氏。会員より提案の「観光まちづくり市民の会」については審議の結果棚上げされた。○早稲田大学商議員、代議員の改選を次回の役員会で行う。○稲門祭実行委員に片岡、別処幹事が就任。○定時総会関係、文化講演会は神田香織講談師「花も嵐も講釈師が語ります」に決定。懇親会費は一人3,000円。3月11日(日)総会案内印刷、袋詰め。○事業報告書の会員配布を中止することが決定、但し決算報告及び予算案は東稲ニュース5月号に掲載する。



 

 東稲広報室
 ○ 訃報
   2月 佐渡市 納見明徳氏 ご冥福をお祈りいたします。
   なお、当稲門会からは規定に従ってお香典を供えました。




<編集後記>
●希望の蕾は季節の扉をたたく。今号は総会特集号だが恒例である各部会の紹介に変えて「私にとっての稲門会」とのテーマで特集を組んだところ、たくさんの寄稿をいただいた。会員それぞれ「稲門会に入ってよかった」思いが凝縮されている。本誌は今年も市内の校友全員に配布される。この特集が入会を促すきっかけになればと願う●総会当日、稲門会としては異色の企画だ。今、ブレーク中で福島県いわき市出身の講談師、神田香織さんの講演が予定されている。前向きに生きる力を講談からもらえるかも知れない●深い鎮魂に包まれた東北の地。震災から一年、すべてを失っても忍耐がやがて道を開き新しい日々は始まっているが原発事故は復旧に暗い影を落とす。放射能は部分的に除染してもどこかへ飛散する。人類はいまだに放射能を無力化する技術を持たない。チェルノブイリ事故では26年が経過した今も半径30〜60キロが立ち入り禁止だという。日本の英知はこれを超えることができるのか。チェルノブイリ、フクシマ・・・。フクシマが福島に還るのはいつの日だろう●悲しみの荒野にも緑の芽は吹く。そしてまぶしい光は間違いなく春のものだ。                (大島勝典)


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