新年度を迎えて
                      
帆角 信美会長  昭36年法卒 

  私は、4月10日(日)午後2時から成美教育文化会館で開かれた第11回定時総会において会長として再任されました。これから2年間、再任および新任された役員の方々とともに会の運営に携わってまいります。会員の皆様のご支援とご協力を心からお願い致します。時間が経つのは早いもので、私が前会長の高橋さんの後を引き継いでから1年が経ちました。引き継いだ年が当会の創立10周年にあたる年でしたので、役員や会員の皆様のお力添えを得て、昨年11月21日の日曜日に成美会館で「早稲田大学グリ−クラブ演奏会」を開催し、盛況のうちに終えることができました。そして、今年は創立11年目です。これを機に当会の存立の原点に立ち戻って考えて、当会の活動をさらに一歩も二歩も進めたいと考えています。この当会の原点は当会の規約第2条に「本会は、会員相互の親睦および啓発をはかるとともに、早稲田大学および東久留米市の発展に寄与することを目的とする」と書いてありますとおり、
 
1つ、会員相互の親睦をはかること  
2つ、早稲田大学の発展に寄与すること  
3つ、東久留米市の発展に寄与すること


の3点に集約されます。当会は創立当初から3つの原点を軸に据えて10年間活動してきましたし、これからも3つの原点が変わるわけではありません。今後も、3つの原点から出発した諸活動にさらに彩りを加え、会員相互の親睦を主軸に置いた活動をさらに一層活発に展開してまいります。今回の定時総会では、定例の議案のほかに、規約の一部改正が諮られ、「準会員の対象を拡大すること」、「名誉会長および顧問制度を廃止すること」が決まりました。このほか、役員会では「副会長を6名から2名にすること」、「役員会を隔月開催から毎月開催にすること」などが決まり、組織のシンプル化と役員会のさらなる活性化が実現しました。役員一同これからも会員の皆様のご要望やご意見をよく承って、会員の皆様とともに考え、行動する形で会の運営に取り組んでまいります。1つのことを実現するには時間がかかりましょうし、動きも時に右や左に揺れたり、時には後に戻ったりとなかなか真っ直ぐに進まずに、皆様からお叱りを受ける場面も出てくるでしょうが、役員一同が徐々にながらも前には進もうと懸命に努めているんだとご理解をいただき、これからも従前同様、暖かいご支援とご協力を下さるようお願い申し上げます。なお、今回の定時総会で決まった詳しい事柄につきましては、6月に発行する「年次報告書」に掲載しますので、これをご覧になって下さい。