16ミリ映画の映写会について
高橋 勤 36年法卒 会長


 東久留米稲門会では、新しい行事として16ミリ映画の映写会をこれから年に何回か開催することを計画しています。できれば古い名画等を上映し、皆さまにも若き日の思い出と感動を映画の中に見出す事ができればと思っています。映写会を会員の皆様の交流の場として提供し、合評会等の話し合いを通じて会の輪を広げることができればと願っています。また、映写会を東久留米市民の皆様にも広報して、多くの市民への奉仕として、現在すでに始動しています東久留米雑学塾の講演会活動と相俟って、当稲門会の目的のひとつでもあります東久留米市に対しての文化的貢献にもなるかと思っています。
 映写会の実行に向けて、帆角事務局長、松崎幹事、森田幹事に16ミリの映写機操作技術者の講習会を受講して資格を取ってもらいました。幹事の佐々木さんも既に資格取得ずみと聞かされて大変心強く思っています。
 今はいろいろと調査、研究しているところです。現在、16ミリ映画は後退してきており、ビデオ、DVD等にその地位を明け渡してきています。従っていかに思い出の名画をどのような方法で皆様に提供できるかと模索しているところです。現在のところは16ミリの映写会を主に開催していきたいと思っています。

 16ミリ映画で今すぐ映写できる作品のいくつかをピックアップしてみますと、風と共に去りぬ(アメリカ)、大いなる幻影(監督ジャン・ルノアール、フランス)、自転車泥棒(監督ビィトリオ・デ・シーカ、イタリア)、チャップリンの黄金狂時代(アメリカ)、鉄道員(監督ピエトロ・ジュルミ、イタリア)、道(監督フェデリコ・フェリーニ、イタリア)、灰とダイアモンド(監督アンジェイ・ワイダ、ポーランド)、古都(原作川端康成、監督市川崑、出演山口百恵、三浦友和)、たけくらべ(原作樋口一葉、監督五所平之助、出演美空ひばり、岸恵子)、24の瞳(監督木下恵介、出演高峰秀子)等多数ございます。
 会員の皆様にもご意見、ご希望などありましたらよろしくお願い致します。